今日は朝から強い日差しが照りつけて午前中から３５度を超えたところがありました。

最も気温が高かった美郷町神門では３７．９度まで上がり、県内今年１番の暑さになっています。

また、３５度以上の猛暑日になったところは、県内に１７の観測地点のうち１０か所に達しています。

なお、この暑さをもたらした原因の１つが、現在紀伊半島に接近している台風７号です。

こちらが今日の正午の衛星画像です。

台風の雲の渦は反時計回りに回転していて、九州の上空では、台風の暖かく湿った空気が北から入り形になっています。

この台風からの空気が山地を越えて県内に吹き下りているため、フェーン現象が発生し、大幅に気温が上がっていたんです。

フェーン現象が起きやすい状況は、あすも続き、連日の猛暑日となりそうです。

また、台風７号の予想進路（午後５時発表）がこちら。

強い台風７号は、紀伊半島の南東を１時間に１５キロの速さで北西に進んでいます。

台風はあすにも近畿・東海地方へ上陸するおそれがあります。

大阪や名古屋方面へ出かける方、宮崎への帰省から戻られる方は、交通情報などにご注意ください。