私がアナウンサーになった約４０年前、

「放送」といえば、ラジオとテレビだけでした。

ところが、時は流れ、技術が進歩したこともあって

今の若者は、テレビよりネットを見るように変わってきたらしい。

それに合わせて、我社でもネットを活用した放送、

「簡易動画配信システム」による番組が始まりました！。

これによって、世界中、いつでも、どこでも番組が見られるらしい。

今は「Youtube」を利用して

「アナウンサートーク」と題した番組を流している。

我社のアナウンサーが登場し、県内向けに電波を使って放送している番組

（本来のテレビ番組）の紹介をしたり、

各アナウンサーの人物像などを紹介している。

もちろん、台本などはなく映像的な素材もほとんどない。

言うなれば、ラジオのディスクジョッキーをカメラで捉えて

放送している感じ。何だか「テレビの創世記」のようにも感じられる。

いずれは、電波での放送（本来のテレビ番組）ではカットされた部分の話や、

取材の裏話なども登場するだろうと思う。

つくづく「時代は変わった」と感じるのは私だけだろうか？

新たな放送への期待と、その変化の大きさに、ただただ戸惑うばかりだ・・・。