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HOME アナウンサー 児玉泰一郎 人事を尽くして天命を待つ もし僕だったら。もし私だったら。

児玉泰一郎

人事を尽くして天命を待つ

もし僕だったら。もし私だったら。 2017年03月14日

先週のユードキで「東日本大震災から6年」について放送しました。

その放送で防災についてお伝えする時に「想像する」ことの大切さを紹介しました。

地震が起きたことを想像して普段から生活するということです。

私がそれまで持っていた地震が起きた時のイメージは

避難持ち出し袋を持って高台に逃げ、その後避難所に行くというような漠然としたものでした。

しかし想像してみると、そもそも家にいる時とは限らない、家が倒壊して下敷きになったらどうしよう?

子どもを実家に預けている時だったらどうする?避難の時にこの道は壊れているかも知れないぞ、

と様々なケースが想定されます。

想像することで、今のうちにできる準備をしようと思いました。

そして私は今回岩手県陸前高田市に取材に行き、震災で肉親を亡くした方々の話を聞きました。

辛いけど忘れたくないなからと話してくださいました。

取材を終えた私がいま想像することは自分の肉親が家族が突然いなくなったらということです。

今すぐにでもできることをやっておこうという気持ちになりました。

また自分に置き換え想像することで被災した人の痛みもわかると思います。

そうすれば震災いじめも起きないはずです。

もし僕だったら。もし私だったら。

救える命も、救われる命もきっと増えるはず。

 

 

 

 

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