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番組表
人事を尽くして天命を待つ

表現力 2016年10月28日

アナウンサーは表現力が求められます。

私は顔の表情や声の大きさでの表現に頼りがちなので、言葉での表現を先輩たちから盗むよう日頃からこころがけています。

先日、綾町のホタルについて先輩アナウンサーと話している時、さらっと

「あれは夏のイルミネーションだよ」とのこと。

はい、いただきました。

私が綾町のホタルを取材することがあったら間違いなく発することでしょう。

このように日々聞き耳をすます毎日です。

 

そんな私が2才の息子と散歩しているときのこと。

「これなに?」

と息子がヒガンバナを指さして聞いてきます。

私が即答せずに何気なく

「なんだと思う?」と聞くと

「これ?・・・打ち上げ花火!」

はい、いただきました。

確かに見た目も赤い打ち上げ花火のように見え、上がったらすぐ消えてしまう儚さもどこかヒガンバナと通じる気が。

父は今後ヒガンバナを取材した時打ち上げ花火とどこか似てますね」とドヤ顔で言うことでしょう。

息子よ、ありがとう!

物事を一度、既成概念を取り払って純粋な目で見てみる。

するとまた違った表現ができることを息子が教えてくれました。

この日から息子に「これなに?」と聞かれるたびに

私がよだれを垂らしながら「なんだと思う?」と聞くのが私たち親子のセオリーになっています。

いつまで答えてくれるか楽しみです!

 

 

 

 

 

 

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