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2026年05月18日
工事中もワクワクを「地震でも落ちない天井」へ大規模改修中の大ホール ツアーやVRで現場体験(2026年5月16日放送)
宮崎市の文化活動の拠点「宮崎市民文化ホール」は、特定天井改修工事のため大ホールとイベントホールの利用を休止している。
国の新基準に基づき「落ちない天井」へと安全対策を強化する大規模なプロジェクトが進行中だ。
今しか見ることができない工事現場をリポートする。
震災の教訓から安全基準を強化
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1996年の竣工から30周年を迎える宮崎市民文化ホール。
天井の改修工事に伴い、大ホールとイベントホールの利用を12月まで休止している。

オカファーアナウンサーが市民文化ホールのエントランスに入ると、あたり一面、天井まで足場が組まれていた。
今回の工事では、エントランスホール、大ホール、イベントホールの3箇所の天井を主に改修する。

背景には、2011年に発生した東日本大震災がある。
当時、各地の音楽ホールや体育館などで天井が落下し、甚大な被害が出た。
この事態を重く見た国は建築基準法の一部を見直し、地震の揺れに耐えうる基準を新たに設けた。
市民文化ホールでもこの新基準に適合させ、地震発生時の安全性を確保するための対策を講じている。
客席に組まれた巨大な足場
数々の著名なアーティストが公演を行ってきた大ホールでは、現在、特定天井改修作業が行われている。1882席の椅子が並んだ大ホールに足場を組むには、椅子をすべて外さなければならない。

その後、ホールの奥から足場を組み始め、左右に、手前に、順に組んでいくが、その作業期間は約2ヶ月。
2026年1月、客席エリアには天井に届くほどの巨大な足場が隙間なく組み上げられた。圧巻の光景だ。
どんな工事?
天井の工事とは、一体どんなことをするのだろうか?
鴻池組 九州支店の伊藤進一さんに作業の説明をしていただいた。
CSFP工法「帯塗くん」という繊維の入った特殊強化塗料で天井ボードをつないでいく。

その後、一体化した天井をさらにワイヤーで支える。
既存の天井をそのまま使用するので、音響性能を損なうことなく、無駄な産業廃棄物も出ず、工期の短縮にもなり、経済的にも環境的にも優しいという。
VRで体験する工事現場ツアー
市民文化ホールでは、工事期間中しか見ることができない現場を体感してもらうため「特定天井改修工事現場 見学ツアー」を開催した。

ツアーでは約90分間で、工事中の館内を見学した。
参加者はヘルメットをかぶり、足場の下をくぐりながら、普段は見ることができない工事の様子を間近で体験した。

見学後はVRゴーグル作りが行われ、参加者は自作のゴーグルにスマートフォンをセットして工事現場の様子を詳細に確認していた。
このVR映像は、宮崎市民文化ホールの公式ホームページで公開されているので必見だ。
リニューアルされたホールで、安心して、素晴らしい芸術を楽しんで欲しい。
(テレビ宮崎)






