今シーズンJ3昇格を決めたテゲバジャーロ宮崎。

テゲバジャーロ宮崎は、県内初のJリーグ昇格を目的に2015年に始動しました。
2018年にアマチュア最高峰の全国リーグJFLに昇格し着実に順位を上げていったテゲバジャーロ宮崎でしたが、今シーズンは新型コロナの影響でリーグが開催できない状況になりました。
それでも選手たちは宮崎から初めてのJ3昇格という目標に向け真摯にサッカーと向き合い続けました。

そして、およそ4カ月遅れでリーグが始まると、テゲバジャーロ宮崎は開幕から絶好調！
昨シーズン課題となっていた得点力に磨きがかかり、5試合負けなしという最高のスタートダッシュに成功しました。
今年、9月には今シーズン初めて観客が入り試合が行われホームで熱い声援を受けたテゲバジャーロ宮崎はJ3昇格県内の4位に。

しかし、チームに衝撃が走る出来事が起こります。
これまで全試合出場していた、内薗 大貴選手（鹿児島県出身）が大腸がんを患い離脱。
選手たちは自ら募金活動を企画するなど内薗選手を支え「復帰に向け最高の舞台を用意しよう」と団結しました。

粘り強い試合を続けた結果、今月21日ついにリーグ暫定2位に浮上。
今月22日、他チームの結果次第でJ3昇格が決まることになりました。
そして、待ちに待った瞬間が訪れました。

選手たちのコメント

門川町出身 水永 翔馬選手
「Jリーグが宮崎にできて、それを目標にやってきたので本当に嬉しいです。」

井原 伸太郎選手
「バイトの方の時間が長かったり、どっちが本業かわからないような時もあったけれど、目標だけは見失わないように頑張ってきたかいがあったと思います。」

石井 健太キャプテン
「コロナの状況もありましたけど、戦ってきた成果が本当に報われたと思います。僕たちも必死で勝ちを目指して戦っていきますのでぜひ応援していただきたいです。」

倉石 圭二監督
「やっと宮崎にもJクラブができた安堵感と、宮崎の子供たちの憧れの存在として盛り上がって宮崎のサッカーレベルがおのずと上がっていくようになれるかなと感じました。」

テゲバジャーロの皆さん、本当におめでとうございます！これからも頑張ってください！