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2026年05月18日

「またあのストレスに向き合うのか」GW明けに増加する五月病のリスク 不調を改善するために有効な「自分の喜ばせ方」とは(2026年05月16日放送)

最大12連休となった2026年の大型連休が明け、日常生活に戻る中で「五月病」への警戒が高まっている。
正社員を対象とした調査では約5人に1人が経験しており、放置すると適応障害やうつ病へ移行する恐れもある。

今回は、連休明けに多くの人が感じる「憂鬱さ」の正体を探るとともに、専門医が推奨する身体的・精神的サインの見極め方や、日常生活で取り入れられる具体的な対策について詳しく解説する。

連休明けに広がる憂鬱感

最大12連休となった今年のゴールデンウィーク(GW)が幕を閉じた。
レジャーや旅行など思い思いに過ごした市民からは「水曜日くらいにはもう休みたい」「体がだるい」といった本音が漏れた。
特に今春から働き始めた20代の新社会人は、初めて5日間フルで働くことに対し「ちょっと憂鬱だが頑張りたい」と複雑な心境を語った。
こうした連休明けの不調は、一般的に「五月病」として知られている。

01 赤松照美さん

スタジオには、公認心理師でメンタルヘルスケアの専門家、赤松照美さんをお招きした。
赤松さんは「メンタルヘルスマネジメント宮崎CLEAR」代表で、地域の事業所や教育機関でメンタルケア・キャリア支援を行っている。
赤松さんは、「この時期は生活環境の変化に加え、長期休暇で不規則な生活になりやすいため、切り替えが難しい」と指摘する。

5人に1人が経験する五月病

そもそも「五月病」とはどのようなものなのか。専門医に話を聞いた。

02 三好良英院長

宮崎市の「みよしクリニック」の三好良英院長は、精神科の診断において「五月病」という病名は存在しないものの、この時期に起こる適応障害・軽いうつ状態が一般的に「五月病」と呼ばれていると解説する。この時期特有の心身の不調を訴える人は多いという。

03 4月の行事

4月に引っ越しなどで新しい環境に変わったり、組織内で人事異動があったり、就職や進学をしたりと、大きく環境が変わっても、4月から5月の連休までは、一生懸命頑張ろう、と、頑張れる。

04 GWj後、心身の不調を訴える

そんな中で5月に大きな休みがあるとちょっとホッとして、そこからなかなか次に頑張りづらい、という方も多くいらっしゃる。
普段と比べて疲れやすかったり、なかなか意欲が湧かなかったり、眠れない・眠りすぎてしまう・食欲がわかない・食べ過ぎる、気分が落ち込む、という方は多いという。

05 五月病の経験に関する調査結果

マイナビが行った「【正社員2万人に聞いた】GW休暇と五月病に関する調査2026年」によると、「五月病になったことはあるか」との問いに対し、「ある」と答えた人は18.5%、「ない」と答えた人は57.1%、「どちらともいえない」と答えた人は24.4%だった。約5人に1人が経験しているということになる。

06 年代別

年代別では30代が24.0%と最も高く、次いで20代が21.7%、40代が17.7%となっており、若年層ほど五月病を感じやすい傾向が見られた。

緊張の糸が切れる瞬間

五月病に陥る理由は様々だ。

07 不調の理由をまとめたパネル

  • 4月中は「頑張らなきゃ」と乗り切れたが、GWの連休で一度リラックスした瞬間に、張りつめていた緊張の糸が切れてしまった。
  • GW中の不規則な睡眠に慣れてしまい、身体が今までの生活習慣に戻らなかった。
  • 会社でのストレスが半端なく、GWで解放された分、最終日にまたあのストレスに向き合うのかと思うと気が滅入った。

08 赤松さん

「五月病になりやすい人」というのは、何か特徴があるのだろうか?
赤松さんによると、責任感が強く、真面目な方ほど、「休みたいのは甘えだ」というふうに考え、どんどん自分を追い込んでいってしまうのだという。

09 三好院長

また三好院長は、五月病が進行すると、適応障害やうつ病へ移行する恐れがあるため、早期の自覚と対策が不可欠だと警鐘を鳴らす。

見逃せない不調のサイン

五月病のサインは、「身体的サイン」「心理的サイン」「行動的サイン」の三つの側面で現れる。

10 五月病のサインの具体例

  • 「身体的サイン」
    眠れない、あるいは眠りすぎる、動悸や息切れ、頭痛、めまい、食欲低下などが挙げられる。
  • 「心理的サイン」
    強い倦怠感や気分の落ち込み、イライラ、自己肯定感の低下が特徴だ。
  • 「行動的サイン」
    遅刻の増加、集中力の欠如によるミス、片付けができないといった状況を招く。一見、自分の「なまけ」だと思ってしまいがちな行動も、ストレスが原因で起きている可能性があるので、注意が必要だ。

また、子供の五月病にも注意を払う必要がある。
三好院長は、子供も大人と同じように、眠れなかったり、食べられなかったり、意欲がわかないところもあるが、子供の場合はなかなか大人のように自分の気持ちを表現しづらい。頭が痛い、お腹が痛い。ちょっと普段と違う、というところが五月病のサインになっている場合もよくあると指摘する。

改善に向けたセルフケア

それではどうすれば防げる、あるいは解消できるのだろうか。
赤松さんは、不調を改善するためには、一般的には生活のリズムを一定に保つために、朝、日光浴をする。ぬるめの湯に浸かってしっかりと睡眠をとる。そしてストレッチや肩回しなど、適度な運動をすることが有効と話す。

11 有効なセルフケアの一覧

しかし、これらの方法を知っていても、実践するのは難しい場合も多い。

自分の喜ばせ方を知る

そこで赤松さんが推奨するのは「自分を喜ばせる」ことだ。
自分が何に喜びを感じるかを自覚しておけば、ストレスを抱え込んだ際にすぐ実践し、解消を促すことができる。

12 自分の喜ばせ方を持つ重要性

旅行のような大掛かりなことではなく、3分以内にできる「自分なりの楽しみ」を複数持っておくことがポイントだ。

また、一人で抱え込まず、周囲に相談することも大切だ。職場や家庭では、不調を感じている人に対して「共感する」「否定しない」「傾聴する」という姿勢で接することが、深刻なメンタルヘルスの悪化を防ぐ鍵となる。

(テレビ宮崎)

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