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2026年07月27日

妻の家事負担は夫の2.6倍!「こんなに大変だったんだ」~男性のための料理教室~に密着(2026年07月25日放送)

共働き世帯が増える中、妻の家事負担は夫の約2.6倍にのぼると言われている。
特に負担が大きいとされる「料理」を克服しようと、宮崎市で開かれた「男性のための料理教室」と、その後の家庭での実践に密着。
参加した男性たちが実感したリアルな苦労や、家族との温かいエピソードから、円滑な家事分担のヒントを探る。

家事格差を埋める第一歩の料理教室

労働条件実態調査によると、2022年の宮崎県内における共働き世帯の割合(夫婦のいる世帯に占める共働き世帯の割合)は、約7割となっている。
また、県内で育児休業制度を規定している企業数はこの10年で増加しており、男性の育休取得率は、4年間で約40%増加している。
夫婦ともに働き、父親も育児に関わる環境が整ってきていることが分かる。

一方で、共働き世帯で6歳未満の子どもを持つ夫婦の1週間の家事関連時間は妻が350分に対し、夫は134分。
妻の負担は夫の約2.6倍にのぼる。特に「料理」を負担に感じる女性は多く、全国調査では約4割の女性が最も大変な家事として料理を挙げている。

こうした現状を受け、宮崎市男女共同参画センター「パレット」では、性別に関わらず誰もが料理に親しみ、暮らしを支え合うためのきっかけづくりとして「男性のための料理教室」を開催。

参加した男性たちは...

01 参加した男性たち

  • 妻と息子(2)の3人暮らし よしのりさん(51):
    普段は妻に料理をしてもらっているけど、共働きなので自分も作らないと妻に負担がかかるかなと思って。少しでもできることやってみたい。
  • 妻と2人暮らし よしかずさん(78):
    休みの日に妻がボランティアに行っていて、妻が不在のときはカップ麺しかないので、自分で作れるようになりたいと思って。
  • 10年ぶりに包丁を使うという1人暮らしのゆうたろうさん(33):
    先生から玉ねぎの切り方を教わるが、なかなかうまく切れない。先生に「左手を添えて。もっと薄く!頑張れ!」と指導される。
  • 1人暮らし ゆうたろうさん(33):
    (Q.参加した理由は?)自分のために料理をしようと思って。外食もお弁当を買うのも、どんどん値段が上がってきているので、金銭面や健康面を考えて参加した。

教室では、包丁の持ち方といった基本から、卵焼きや味噌汁などの家庭料理に挑戦した。
先生は参加者に対し、「料理は足し算はできても引き算はできない」という大切なポイントを伝える。
加熱時間がわからないときは短めから始めることが失敗を防ぐコツだ。

02 卵焼きに苦戦

卵焼きに苦戦したよしかずさんは「難しかった...。目玉焼きかスクランブルエッグでいいです...」とうなだれる。

03 講師 堀北真代さん

  • 講師 堀北真代さん:
    皆さん興味津々でやってくださったので、私としてもありがたい。ぜひ、復習をしてもらうといいかな。一回復習することによって、ああだった!こうだった!ってことが分かるし。レシピを見ながらでもいいし、次に作るときは今度は自分のアレンジを足して、味噌汁の具を変えたりしながら、自分のものにしてほしいな。

04 椎木隆センター長

  • 宮崎市男女共同参画センターパレット 椎木隆センター長:
    次は実践としてやっていただきたい。男性の家事も当たり前という意識を持っていただいて、1個ずつでもいいから取り組んでいただければありがたいと思う。

05 やすおさん(53)

  • 妻の力になりたいと参加 やすおさん(53):
    (料理教室を終えての感想)妻に食べさせたい。妻は「大変だ!大変だ!」と言うけど、正直、見てる側はそんなに難しくないだろうと思っていた。実際にこうしてやってみると、工程から何からすごく大変だなというのがよく分かった。だからこそ、作ります!

家での実践!晩御飯づくり

後日、参加者のやすおさんと息子のあおいさん(11)は、さっそく晩ご飯づくりに挑戦。

06 やすおさんと息子のあおいさん

スーパーで材料を選ぶ2人。献立は、白ご飯、生姜焼き、味噌汁、卵焼きだ。

07 料理中 1

妻のみきさんが見守る中で丁寧に料理をしていく。
みきさんは「やってみようという気持ちが嬉しい。自分のペースで作ってくれれば」と温かいエールを送った。

08 料理中 2

生姜焼きを作っているやすおさん。途中で生姜焼きのタレに生姜を入れていないことに気付いて慌てる。

  • やすおさん:
    ん?!何か足りんと思ったら生姜だ! !まったくしょうがねえわ..

やすおさんとあおいさんは料理をしながら「料理は掛け算?引き算?足し算?」と復習も忘れない。

09 食事中

生姜焼きを食べて「"ぜひシェフにご挨拶を"のレベルやね!」と笑いあう家族。そして、感謝しあう夫婦。

  • やすおさん:
    みきさんはいつも料理を作っているからすごいね。本当は2人でしないといけないことなのに、わざわざ「ありがとう」って言ってくれるのが、こっちも「ありがとう」って思うし、感謝が一番。いつもありがとうございます。
  • 妻 みきさん:
    ありがとうございます。

10 あおいさん

  • 息子 あおいさん:
    (Q.きょう料理をした感想は?)楽しかったです。あんまり料理をすることがないので、数少ない経験ができてよかったです。

やすおさんは料理について「なんだ、これぐらいでできるんだ!というのと、こんなに大変なんだ!というのがある。お母さんは特別なものは求めていないと思う。ちょっと休んでていいよ、と言えるくらいの簡単な料理をお父さんが作れたら良いと思う。そして最後は、片付けまでしないとね!」と話す。

11 ご夫婦

料理は足し算はできても引き算はできない」という言葉通り、家事もまた、夫婦で積み重ねていくものなのかもしれない。
やすおさんが実感した「大変さ」への理解と、それを口に出して伝える「感謝」。
その小さな一歩が、家庭内の家事格差を埋め、笑顔を増やす一番の近道になるのではないだろうか。

(テレビ宮崎)

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