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2026年08月10日

なぜ人気?中学受験で注目の「そろばん」と、最高段位を持つスーパーキッズの挑戦(2026年08月08日放送)

8月8日はパチパチ弾く「そろばんの日」。
デジタル化やスマホの普及が進む現代だが、習い事として「そろばん」が根強い人気を誇っている。
「中学受験」を見据えてそろばんを選ぶ家庭が増える中、宮崎市にあるそろばん教室から、合格率1%未満の「10段」を持つ2人のスーパーキッズが誕生した。
驚異のフラッシュ暗算の腕前と、全国大会へ挑んだ子どもたちの素顔を追った。

現代になぜ「そろばん」?

学研教育総合研究所によると、2025年にそろばんを習っていた小学生は7.3%。
コロナ禍で一度減少したものの、2024年までは4年連続で増加するなど、安定して選ばれ続けている。

また、教育関連事業を手掛けるFrankelが発表した「子どもに人気の習い事ランキング2026年版」では、1位:水泳、2位:ダンス、3位:ピアノ、4位:そろばんと、上位にランクインしている。
なぜ今、そろばんを習う人が多いのか、全国珠算教育連盟の鈴木理事長に話を聞いた。

01 鈴木宗一さん

  • 全国珠算教育連盟理事長 鈴木宗一さん:
    学びという切り口で考えたら、昔からの肌感覚でしっかり身につける学びというのは深い。やっぱり質の違いがあると思う。そこに保護者の方もだいぶ気づき始めているとは思う。昔は電話番号をかなり覚えていたと思うが、今は家族でさえもまったく分からない。それくらい、昔と今では数字との付き合い方が変わってきている。中学受験を考えている保護者の方々からは早くからそろばんを習わせて、圧倒的な計算力をつけてほしいという思いをひしひしと感じる。AIの時代だからこそ、そろばんの良さ、大切さをアピールできるのではと考えている。

都心を中心に中学受験が増えている今、特に計算力が求められていることから、小さい頃から習い始めている人が増えているようだ。

全国大会へ挑むスーパーキッズ

02 曽我珠算塾

4歳から17歳までが通っている宮崎市のそろばん教室「曽我珠算塾」。

その中でひときわ早くそろばんを弾いているのは、合格率1%未満とされる珠算検定と暗算検定の「10段」を持つ2人のスーパーキッズだ

03 小八重颯日さん

  • 2026年5月に珠算検定10段に合格した、大淀中学校2年の小八重颯日さん:
    姉が10段を取っていたから、私も追いつきたいなという気持ちで頑張りました。

04 藤下沙也さん

  • 2025年3月に県内最年少で珠算検定10段に合格した、宮崎南小学校4年の藤下沙也さん:
    朝練をしたり、いっぱい練習したりした努力がつながったと思います。

切磋琢磨する2人は、友達であり、ライバルでもあるという。

05 藤﨑アナ

練習に励んでいる2人に問題をみせてもらうと...

  • 藤﨑アナウンサー:
    問題の「4427×0.9522583」はどうやってそろばんで弾くの?
  • 藤下沙也さん:
    4000の4と、0.9522583の9522583を順にかけていって、その後、4も2も7も同じようにかけていって、答えを書くだけ。
    2人は「暗算検定」の最高段位である10段にも合格している。藤下さんは県内最年少での合格だった。

06 藤下由紀さん

  • 藤下沙也さんの母 由紀さん:
    こんなに頑張ってくれるとは思わなかった。本人たちも楽しかったみたいで、長続きしたし、向上心を持って頑張ってくれたなと思う。

07 小八重千佳さん

  • 小八重颯日さんの母 千佳さん:
    ものすごく頼もしく思った。目標に向かって頑張るというところがすごく印象に残っている。

08 野崎僚子先生

2人を指導してきた野崎僚子先生は「とにかく練習をサボらず徹底してやる、すごい子たち。コツコツコツコツやる、そこが2人の共通点」と話す。

09 フラッシュ暗算

そろばんで磨いた並外れた計算力を「フラッシュ暗算」で見せてもらった。画面に一瞬だけ表示される数字を瞬時に計算していく。

  • フラッシュ暗算に挑戦した藤﨑アナウンサー:
    まったくできませんでした...。あれはどうやって解いているの?
  • 藤下沙也さん:
    数字が見えたら、いつの間にか計算されている。だから数字が速さ的に見えるかどうか次第。

数字を見ただけで自動的に頭の中で計算されるという驚異的な能力を発揮する藤下さん。

全国大会で快挙

2人は8月8日に京都市で開催された日本最大規模の「全日本珠算選手権大会」に出場し、全国から集まった7歳~76歳の有段者702人と競い合った。

10 都道府県対抗の団体戦で準決勝まで進出

都道府県対抗の団体戦で見事に準決勝まで進出し素晴らしい結果を残した。

AI時代だからこそ、改めてその価値が注目されている「そろばん」。
目標に向かって日々の練習を重ね、切磋琢磨する子どもたちの真剣な眼差しは、私たち大人にも大きな感動を与えてくれる。
目標に向かって努力を続ける2人の今後の活躍から目が離せない。

(テレビ宮崎)

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