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2023年01月30日
県内すべて氷点下を記録 10年に一度の最強寒波到来(2023年01月28日放送)
最強寒波が近づいた1月24日火曜日。宮崎市内でも雪が舞うなど冷たい寒気が流れ込みました。
翌日25日には寒波の影響で気温が下がり、最低気温は五ヶ瀬町鞍岡で-9.3度。
美郷町神門で-8.6度など、県内16の観測地点全てで氷点下となり、この冬一番の寒さとなりました。
このうち高鍋町など3地点で観測史上最も低い気温を記録。
これから収穫期を迎える農作物。綾町にある児玉隆一さんの果樹園では、果実の被害を防ぐため2分おきにスプリンクラーで水をかけて表面を凍らせ、果実の中まで凍らぬよう対策をしていました。
日向夏は氷点下3.5度以下が4時間以上続くと、果実の成分が抜けて品質の低下に繋がるため、5年ほど前からこの方法を使っています。
そして都農町の河野進さんのブドウ畑では見事な氷柱が・・。
これはおよそ10アールのブドウ畑にスプリンクラーで散水して人工的に作ったもの。
氷柱は長いものでおよそ80cmあり、朝陽に照らされ美しく輝いていました。
高千穂町の竜ヶ岩の滝は高さおよそ50mの2段の滝で、大昔、龍が住んでいたという言い伝えがあります。
滝の岩肌に沿って無数の氷柱ができ、氷の芸術が白く浮かび上がっていました。
都城市の吉野元小学校の校庭にはスケートリングでスケートを楽しむ子供たちの姿が。
こちらは氷点下5度を下回る寒空のもと、保護者や教員が手作りしたもの。
児童達は登校すると早速歓声を上げながらアイススケートを楽しんでいました。
寒い日に気をつけよう!! 【ヒートショック】
暖かい室内から冷え切った脱衣所やお風呂場に移動して再び温かい湯船に浸かると、急激な温度差が生まれ、血管が縮まったり広がったりして血圧が大きく変動してしまい、様々な病気が引き起こされるヒートショック。
ヒートショックを防ぐ対策
スマートフォンも結露が起きる?!
肩掛けのストラップなどスマートフォンを使っている場合、外気にずっとさらされている状態になるので、結露が起きる恐れがあります。
この状態で家に帰ってストーブなどの暖房器具の近くでスマートフォンを使ってしまうと、急激な温度変化が起き、結露が発生することがあります。
結露した状態で充電をするとショートしたり、最悪の場合は出火することもあるので注意が必要です。
スマホ結露を防ぐポイント
ポケットや鞄の中に入れて、使う時以外は外気に触れないようにするのが大切。
冷えたスマホを急激に温めようとしてドライヤーを使ったりするのもNG。
そのまま常温で一定期間置いておくようにして下さい。
人もスマートフォンも「温度差」をキーワードに、寒い冬を乗り越えましょう。