えびの市で、クラウドファンディングで資金を集め、古い牛舎をリノベーションしようというプロジェクトがスタートしています。

リノベーションするのは、Youtuber 鈴木 尚洋さん（愛称ナチョさん）の家の敷地内にある築80年の牛舎です。
鈴木さんはえびのの自然豊かな田園風景に魅せられ、5年前に夫婦で宮崎市からえびの市に移住。田舎暮らしの魅力を YouTube チャンネル「えびのさるき」で発信しています。

鈴木さんと一緒に作業するのは「Nection」として活動している飯野高校の高校生たち。

【Nection】教育・農業・畜産・国際・地域創生の視点から興味ある分野を掘り下げてプロジェクトを立ち上げる飯野高校のグループ。

今回はコワーキングスペースとして空き家を活用し、教育など様々な分野に活かしていくためのプロジェクトをスタートしました。
鈴木さんは、長い間物置になっていた牛舎を有効なスペースにできないか考えていたところ高校生と出会いタッグを組むことに。

飯野高校は、全国から生徒を募る「地域みらい留学」制度に加盟。
全校生徒の約1割となる24人が県外からの生徒。そのほとんどが2年生から探究コースを選択し、地域の課題や関心のあるテーマに対して個人やグループで実践的に取り組んでいます。

京町温泉の活性化プロジェクトの一環
いろんな世代を集め、温泉券も一緒に配りリピータを増やす目的で開催した「ウォーターガンイベント」の他、生徒達自身で感じる社会のリアルな課題や関心ごとをプロジェクト化しています。

高校生が感じるえびのの魅力は？

■三重県出身 大石 初音さん
「綺麗な景色、地域の人の良さ」

■神奈川県出身 三宅 愛奈さん
「地元の人との距離が近くみんなあたたかくてすごく楽しい毎日を過ごしています」

■えびの市出身 榎田 優花さん
「すごく美味しいお米が食べられるので、みなさんにも食べてほしい」

コワーキングスペースの活用法は？

■小林市出身 梯 伶奈さん
「宮崎農業大臣会合に参加し、学んだ農業の楽しさや農家さんのかっこよさを小さい子供たちに伝えていけるような場所の拠点として活用していきたい」

■東京都出身 岡田 雅姫さん
「学校や家だけではなく第三の空間として居心地のよいアットホームな空間を作りたい」

• 【話：youtuber 鈴木 尚洋さん】
  今やってる活動はこれから先の人生に何かしら役に立つので思い出をつくるお手伝いをしたいと思うし、えびののことを忘れず第二の故郷のようにいつでもこっちに戻ってきてほしいと思っています。そして飯野高校の後輩たちが引き継いで、この場所を活用しながらいい関係を作っていきたい。

飯野高校探求グループNection Instagram：https://www.instagram.com/iino_nection_story/
Instagram えびのさるき：https://www.instagram.com/nacho7016/
youtube えびのさるき：https://www.youtube.com/@ebinosaruki-nacho

クラウドファンディング当初の目標100万円は達成していますが、ネクストゴールとして300万円を目標に来月いっぱいまで支援を募っています。