番組表

ゆーどきスタイル
2025年05月05日
五感で楽しむ 日本茶セレクトカフェ(2025年05月03日放送)
5月1日は「八十八夜」。
今回は新茶の季節を楽しむため、宮崎市の日本茶専門店「八十八夜」と、新富町の老舗「新緑園」の味わい深い日本茶の世界に浸りました。
日本茶専門店「八十八夜」 宮崎市四季通り
宮崎市の四季通りに昨年8月にオープンした「八十八夜」は、カウンタースタイルの落ち着いた雰囲気の中で、店主・宮下聡一郎さんが厳選した有機栽培の日本茶を楽しむことができます。
- 「お茶は五感で味わうもの」
コロナ禍で疲れていた時にお茶に癒されたことが、お店をつくるきっかけだったという宮下さん。
見て、香りを楽しみ、味わい、手触りを感じ、味を楽しむ──日本茶特有の奥深さを五感で感じて欲しいと話します。
新茶のシーズンには、宮下さんが自ら手揉みして仕上げた烏龍茶も提供。
ドリンクはテイクアウトも可能です。
お問い合せ
■八十八夜
宮崎市橘通東3-3-8カブトビル1F【MAP】
月水木土 12:00 ~ 18:30
金土 13:00 ~ 22:00
定休日:火曜
Instagram:https://www.instagram.com/hachijyu_hachiya/
「新緑園」直伝 お茶の美味しい煎れ方
新富町の日本茶専門店「新緑園」。
創業50年以上の歴史を持つこのお店は、全国の品評会でも数々の受賞歴を誇ります。
代表の黒木信吾さんに、新茶の美味しい入れ方を教えていただきました。
■新緑園「極上煎茶」100g 1,728円
ポイント1:熱湯は絶対NG!
お茶の渋みを抑えるためには70度 ~80度が最適です。
ポットから直接急須に注ぐのはNG。
まずは湯飲みに注いで湯冷ましをしてから急須に移すことで、ちょうど良い温度に調整できます。
ポイント2:雑味が出るため急須は揺らさずに1分間待つ
急須の中でお茶をゆすらず、じっくり1分待つことで、旨味がしっかりと抽出されます。
慌ただしい毎日だからこそ、この1分の待ち時間が心のゆとりを生み出します。
特別な味わい「水出し茶」&「氷出し茶」
新緑園では、通常の急須での抽出だけでなく、水出し茶もおすすめしています。
急須に茶葉を5g~6g、水を10個ほど入れ、1時間かけてゆっくりと溶かして抽出する方法です。
温度が低ければ低いほど茶葉本来の甘みが存分に引き出されます。
■フィルタインボトル 750ml 2,255円
氷出し
茶葉5gに氷10個程度 氷が全て溶けるまで待つ(約1時間)
低温で出すほど茶葉の甘みや旨味が引き立ちます。まるで高級ワインを思わせるような濃厚な味わい。
新茶の爽やかな香りに包まれ、五感で楽しむ贅沢なひとときをぜひお試しください。