宮崎ブーゲンビリア空港ビル 3階エアポートギャラリー（6月29日までで終了しました。）

「小谷健人 27才の個展」がんばるぞ

作品を描いたのは 小谷健人さん（27歳）

小谷さんは1996年生まれ。
脳性麻痺のため、幼い頃から車椅子での生活を続けてきました。
宮崎県立清武せいりゅう支援学校高等部時代、美術の授業がきっかけで絵を描くことに夢中になり、本格的な創作活動をスタート。

彫刻家の 奥村羊一さんと一緒に創作活動を続けること10年。
奥村さんから本格的な絵画を学び、日常にある身の周りものを描き続けてきました。

現在は、依頼された犬の絵を1枚の写真をもとに描くことに挑戦しています。

奥村さんは、小谷さんの事を「苦労を超えていける子だと思う」と表現し、我慢強く絵と向き合う部分を評価しています。
そして、「彼の人生が終わるころ『絵を描いておもしろかった』と言ってくれる人生であればいい」と願いながら、小谷さんに絵の指導をしています。

小谷さんは週に3日「アートステーションどんこや（宮崎市東大宮）」に通い、作品作りに励んでいます。
ここでは、障がいがある仲間と共に、アート作品の製作に取り組み、その仲間から様々な刺激をもらいながら、創作活動を続けています。

今、小谷さんが描きたい絵とは・・・。

• 【話：小谷健人さん】
  家族の絵。周りのお世話になっている人たちの絵をこれからは描いていきたい。
  絵をいっぱい描きためて県内外で個展をやってみたいです。