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Reらいふ
2015年08月05日
洋風にアレンジも!進化した冷汁(8月4日放送)
きょうは宮崎の郷土料理冷や汁がテーマ。
 ちょっとしたアレンジで洋風にも変化する、進化した冷や汁を提案します。
夏本番。食欲が落ちる時期に食べたいのが、宮崎の郷土料理「冷や汁」。
 きょうは、この冷汁の新しい食べ方を提案します
 教えてくれるのは、日南学園調理科教諭、管理栄養士の野田恭子さんです。

冷や汁は江戸時代夏の暑い時期に、農民の知恵から生まれた料理です。
まずは、基本の冷や汁の素の作り方から。
 焼いたアジの骨と皮をとり身をほぐしてすり鉢ですります。

昔はいりこで作られたが、今では鯵や鯛に変わり豪華な冷汁になっている。

ゴマと味噌を入れてすり混ぜ、アルミホイルに包み、フライパンで両面を焼けば、冷や汁の素が完成です。
 これをだし汁でのばし、豆腐やきゅうりやしそなどを加えたのが定番の冷や汁。

きょうはここからがポイントです。
加えるのは、トマト!
 リコピンひやじると名づけました。
 トマトの栄養のリコピンには、抗酸化作用がとてもあるので夏の暑い紫外線に打ち勝つ栄養素です。

【作り方】
 冷や汁の素をトマトジュースとだし汁1対1の分量でのばします。
 トッピングに、トマトと豆腐、ゆでたオクラとちりめんじゃこを添えて完成。

食パンに冷や汁・・未知の世界です。まったく違うものになるのがびっくりです。
 洋風料理に大変身をとげました。
食感がやわらかくなるから、子供から高齢者まで楽しめますよ♪

このほか、冷や汁の素を豆乳と出汁でのばした豆乳冷や汁うどん。
 多めの出汁にへべすをしぼって、そうめんにかけたさっぱり味の冷やしそうめんなど、バリエーションは無限大。
 気候が生んだ郷土料理は、推進拡大できるので、ぜひこれを基礎にして試してみてくださいね!
夏の暑さにおすすめの冷や汁、今年は新しい食べ方も加えて楽しんでみてはいかがでしょうか。





