三股町に新たなスポットが誕生しました。
その名も「樺山購買部」。

懐かしさを感じるレトロな佇まい。
令和の新しさも感じる空間が広がります。
築111年の空き家をリフォーム、新たに生まれた空間には、学校にある購買部のように、パンや学用品などが並びます。
運営するのは地域の人たちです。
社会福祉協議会の支援を受け、一緒に活動しています。

子供からお年寄りまで、いろんな世代の人が出かけたくなる場所があればと、地域の人たちと一緒になって作りました。
「古いのに新しい！令和レトロ」が店のテーマです。

学用品コーナーには、いわゆる「ガラケー」を模した消しゴムや、「ゴルフ遊び」ができる鉛筆キャップなどが並び、その時代を知らない世代にとっては、むしろ新鮮さを感じるかもしれません。

一方で　近年注目されている資源再生の取り組み「アップサイクル」の文具も。

新旧様々な文具類が所狭しと並んでいますが、実はすべて寄付されたものなんです。
出た利益は、新たな地域活動に充てています。

店内にはつい回したくなるこんなものも！
出てきたカプセルに入っているのは・・・

手作りの消しゴムはんこ。
名所や食品など、三股町にまつわるものをモチーフにしていて、ここでしか手に入らない人気のアイテムです。

さらに、本のコーナーも。

販売用ではなく、想いがある本を持ち寄って共有する、いわば地域の本棚。
店内で自由に読め、貸出もする予定です。

さらに、店内には「惣菜」コーナーも。

町内のお店から届いたおかずや弁当、豆腐など20種類以上。
食品を買える場所が近くにないため、地元の人から重宝されています。

地域の皆さんに愛されるのが一番なので、愛されつつ、新しくいろんな人が出会って、そこから新しいアイデアとか、何か楽しいことが生まれる場になればいいと思います。

「古いのに新しい」令和レトロが楽しめる新たなスポットです。