ある夫婦が第二の人生に古民家カフェをオープンさせました。
そこは、ふたりの夢が詰まった昭和レトロな世界が広がっています。

木城町にやってきました。

「古民家カフェ余韻」という表札があるのに、見た目は新築・・・
しかし、よく見ると庭には、古民家から持ち込んだ懐かしい物が散りばめられています。

店内は、10人程が座れる空間。
見上げると古い梁、窓枠、年代物の家具などが、ふと懐かしい気持ちにさせてくれます。

定年を機に第二の人生をスタートさせたふたり。
オープンは先月17日でした。

木城町は、私のふるさとです。
今はまだ宮崎市内に住んでいて、週末土日のみ完全予約制で営業を始めました。
趣味で集めてきた懐かしい物を、たくさんの方に見ていただける場ができて、とてもうれしいです。

もともと料理をするのが好きでした。
カフェオープンを夢見て定年前に、麹料理やロースイーツなどを学び準備してきました。
旬の野菜を中心に、塩麹や醤油麹を活用したランチをお出ししています。

■余韻ランチ 1300円
砂糖や乳製品、小麦粉を使わず、非加熱で作るロースイーツと飲み物もセットになっています。
お得感半端ないランチですね・・・

ゆっくり食事をした後は、隣にある「昭和レトロ館」へ。
玄関先には、クラシックカーやバイクが並んでいます。
そして中は、あれもこれも昭和レトロの世界です。

みなさん隅々までご覧になって、本当に懐かしいと、話をはずませていらっしゃいます。
昔を思い出して、やさしい気持ちになれる空間だと思います。

夫婦の新たな人生のスタートは、訪れる人を元気にしてくれます。
秋のひととき、ゆったりと流れる時間を過ごしに出かけてみてはいかがですか。