番組表
Reらいふ
2019年10月17日
異業種コラボレーション 介護福祉・健康食品(2019年10月16日放送)
今週のテーマは「異業種コラボレーション」。
今日は、農業を通してつながる「介護福祉事業」と「健康食品会社」のコラボレーションです。
宮崎市高岡町にある農園にやってきました。
ここではモリンガというものを育てています。
モリンガとはインド原産の植物で栄養素が豊富なためスーパーフードとして注目されています。
栽培しているのは宮崎市で訪問看護などの介護福祉事業を展開するラフターライフの岩田勝利代表と介護サービス利用者です。
訪問リハビリを利用されている高齢者の方が、年金だけでは生活もままならず受けたいサービスを利用できないという現状を目の当たりにし、何とか収入源を確保できないか、何とか社会参加が行えないかというふうに考えた時に、農業が適しているのではないかというふうに考えました。
気候に恵まれ農業がさかんな宮崎県。
土に触れることは心と体に良いのではないかと考えました。
しかし安定した販売ルートがなくては収入に結び付きません。
そこで手を挙げたのが「SUNAO製薬」の廣澤直也社長です。
宮崎市で県産の素材にこだわった健康食品やサプリメントを開発・販売しています。
私たちは宮崎県産のものの素材を探していて、さらに物語というものを大切にしているんですね。
その中で今回高齢者の方が作っていただいた原料をうちの商品に生かせる、これはおもしろいというふうに思って今回始めさせていただきました。
こうして「SUNAO製薬」の商品「九州アミノシェイク」の原料として岩田さんたちが「モリンガ」を栽培することになりました。
実際に農作業を始めてみると、顔も生き生きとしてきて、笑顔も多くなってきました。
また体の機能回復にも役立っているようでした。
2つの会社のコラボレーションが生み出したのは県産素材の商品と高齢者の元気な笑顔でした。
■お問い合わせ
- 「ラフターライフ」
宮崎市神宮東2丁目3番55
TEL:0985-35-7410 - 「SUNAO製薬」
宮崎市和知川原2丁目74番地
TEL:0985-26-2210