番組審議会

第520回 平成28年6月7日

議事の概要

■過去の資料映像が豊富で、地元の放送局でしか作れない、住んでいる人たちの共感を呼ぶ大変素晴らしい番組だった。

■松田選手のこれまで歩んでこられた水泳人生の軌跡が非常に分かりやすく、今年のリオオリンピックを応援したくなる気持ちを起こす番組だった。

■過去のオリンピックを懐古している場面がいつくかあったが、それがいつのことなのかが分かりにくかった。

■２４年間、二人三脚で歩んできた久世コーチの元を離れて東京で挑戦するという苦渋の選択をした後、わずか一年で延岡に帰ってきた背景の掘り下げがもう少しあった方が良かった。

■非の打ち所が無い。無駄なナレーションが無く、映像と本人のコメントが中心に展開されるのでテンポ良くリズミカルな構成になっていた。

■幼少期から現在に至るまでの映像が記録されている事にびっくりして圧倒された。すごく良い出来だったが、なぜ延岡にこだわったのかという部分が知りたかった。

■番組の始まりと終わりがうまく構成されていて良かった。内容も「自分を超える」というタイトルに非常にマッチングしていた。

■ロンドンオリンピックの個人種目が終わった後に、５秒くらいの無音の場面があったが、あの時を思い出して感動するような、上手な作り方だと思った。

■４大会連続出場されるという事で、他にそういう選手がいるのか、いかに大変な事なのかという事を織り交ぜて欲しかった。また、周りの選手や久世コーチが松田選手に対してどう思っているのかも知りたかった。

・・・　などの意見が出されました。