番組審議会

第492回　平成25年12月3日

議事の概要

• 過疎の実態という取り上げるべき深刻なテーマを移動販売車の切り口で非常にクリアにし、明るく表現している素晴らしい番組だった。
• 山間地の絆の強さが現れていた番組で、過疎地でも高齢者の生活と心を支え、見守っている人がいるということが分かる、素晴らしい映像になっていた。
• 重いテーマを明るい番組にしていたが、７９歳のおばあちゃんが移動販売をずっと続けていくことはできないというあたりが、さりげなく上手に表現されていたのではないか。
• 都市部の商店の取り組みの部分が入ってきたことには違和感があった。最後の方で宮崎の山間部での買い物弱者の現状と都市部における買い物弱者の現状を入れるような番組の構成になっていると良かった。
• ご主人の生活ぶりや、お子さんがいらっしゃるのであれば、移動販売を続ける早川さんをどう思っているのか、そのあたりも出ていると良かった。
• 買い物弱者というテーマから、行政がどのように関わっているのか気になった。地区の行政サービスについて触れていると、問題解決への道筋が少しでも見出せるのではないか。
• この番組に続く、第２弾、第３弾となるような、違う見方もあるシリーズにしていくと大きな問題提起になるのではないか。宮崎の都市部での買い物弱者に対する取り組みといった現状が分かるような番組を作って頂きたい。
• 全女性の番組という感じがしたので、もう少し男性の出方もあったのではないか。

・・・　などの意見が出されました。