番組審議会

第463回　平成23年4月5日

議事の概要

• 全体的な印象としては、カメラの撮り方も非常にきれいで音楽も工夫されていて、気楽に見ることができた番組だったが、タイトルと内容が合わない感じがした。
• 見る側も緊張感を持った時間を共有できる体験型の魅力を改めて感じたが、そこで出てきたものについて歴史的な詳しい説明があると良かった。いつもより全体の番組に占める音楽の分量が多かった気がした。どうしても番組内で震災に全く触れないことに違和感があった。
• タイトルが『Wild』『アドベンチャーツアー』という中に、フラワーフェスタや結婚式があることには違和感があった。諸塚村のところは、内容がバラエティー寄りになっていて本当に宮崎に来てもらいたいのかなと疑問に思った。
• この状況下、どうしても震災の情報ばかりで暗い気持ちになるので、こういう明るい番組も大事なのかなと感じた。宮崎に来てもらうという趣旨であれば、家族向けといったことも大事だったのではないか。タイトルにフラワーフェスタという言葉があるなら、もう少し花の話題があると良かった。
• 軽妙で嫌みのない笑いで、非常にリズムの良い番組だった。県民も意外と知らないような宮崎の魅力が紹介されていたのではないか。この番組は、フラワーフェスタに結びつけて宮崎を紹介する番組だという説明や位置づけをしているといいのではないか。
• 『Wild』な『アドベンチャー』という、宮崎でこんな冒険ができるという紹介番組としては、大成功の素晴らしい番組だった。食事のシーンは、前後のつながりに違和感もできてしまうので必要ないように思う。
• 大変な災禍の後のタイミングであったが、ある種の抑揚がある適度な笑いだったので、並べて自粛ではなく放送して良かったと思う。宮崎の人から見ても、なおさら県外の人から見ても、非常に新鮮なスポットが紹介されていた。

・・・などの意見が出されました。