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秋の空が高く青く見える理由とは?高気圧と雲の関係を気象予報士が解説

秋の晴れた空を見上げると、「空がいつもより高く感じる」「空の青さが際立っている」と感じることはありませんか?季節によって空の表情が変わるのには、ちゃんとした理由があります。今回は、その仕組みについて解説します。

10月7日は1日を通して秋晴れで、夜明け前から晴れていたのがよく分かるお写真が届きました。まずはこちら。今朝は、月と木星の接近の天体ショーが見られました。さらに、しし座の一等星「レグルス」も見られたということです。

そしてこの晴れのお天気日中も続きました。こちらは西都原運動公園です。「みやざきフェニックス・リーグ」が開幕!選手の皆さんに、この最高の「ザ・宮崎ブルーの秋晴れ」をプレゼントできたのではないでしょうか。

そしてこちらは宮崎市の堀切峠。こちらも「ザ・宮崎」という感じですね。さて、ここで「お天気クイズ」です。どうして、秋の空は高く見えるんでしょうか?

秋の空が高く見える大きな理由は、空の高い位置に雲が多いからです。秋のイワシ雲やウロコ雲といった雲は上空の高いところに発生するため、それを見ることで、私たちの目には空がずっと高く感じられるようになります。

そして、空がより青く見える現象には「高気圧の出身地」が深く関係しています。日本周辺にはいくつかの高気圧がありますが、春や秋は「移動性の高気圧」に覆われて晴れるという共通点があります。しかし、季節によって空気の状態が大きく異なります。

春の大陸は、雪や氷が溶け、植物があまり生えていません。すると土やホコリが舞いやすく、大陸を通過してくる高気圧の空気中に塵や水滴が増えます。そこに太陽の光が当たると様々な色の光が合わさったまま散乱してしまい、空全体が白っぽく見えてしまいます。

これに対して、秋の高気圧は空気が乾燥しており、余分なものがありません。その結果、太陽の光が空気中の分子(酸素や窒素)にダイレクトに当たり、青や紫の光が強く散乱するため、より鮮やかで深い青色に見えるのです。

同じ「晴れの日の青」であっても、季節ごとの空気の乾燥具合や塵の量によって見え方が微妙に変わってきます。こうした自然の仕組みを知ると、秋の空を見上げる楽しみがさらに広がりそうですね。

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