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台風30号「AI予測」が勝った!? 従来予測とAI予測の違いを気象予報士が解説

台風の進路予想には、これまで使われてきた方法のほかに、近年注目を集めている最新技術があります。古山予報士が、従来の予測モデルとAI(人工知能)による予測の違いについて解説します。

台風の予想進路を出す方法には、大きく分けて2つのアプローチがあります。一つは従来の予測方法で、スーパーコンピュータの計算結果と人間の気象の専門家の経験や判断を組み合わせた「合わせ技」です。もう一つが、近年導入が進んでいるAIによる予測です。

今回の台風30号の進路予測において、この2つの手法の間で異なる予測が示される場面がありました。10月15日の時点では、どちらの予測もまだどっちつかずの状況でしたが、先週18日になると大きな違いが現れました。

従来の予測モデルでは、台風が大陸に向かうという予測が大半を占めていました。しかし、すでにAIによる予測では、九州に向かうというルートを早い段階から示していたのです。

そして、さらに翌日19日には、AIはより強い確信を持って、九州に向かう予想へとアップデートされました。

結果的に、今回の台風の進路はAIの予測に軍配が上がった・・・と、言えるかもしれません。

従来のスーパーコンピュータによるモデルとAIの予測を比較することで、気象予測の最前線がどのように進化しているのかを知ることができた、今回の台風30号でした。

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