NOW ON AIR !
番組表
「越境台風」って何? 同じ熱帯低気圧でも呼び方が違う...「ハリケーン」が「台風」に変わった様子を気象予報士が解説
「越境台風」という特殊な台風の事をご存知でしょうか?今回は、「サイクロン」「台風」「ハリケーン」の定義と共に解説します。もともと「台風」「ハリケーン」「サイクロン」は、いずれも同じ熱帯低気圧です。しかし、これらは存在する場所や風速によって呼び方が違うという特徴があります。世界各地で発生する熱帯低気圧は、その海域ごとに異なる名称で呼ばれているのです。
サイクロン:ベンガル湾やアラビア海などの北インド洋
台 風:東経180度より西の北西太平洋および南シナ海
ハリケーン:北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋
今回話題となった「越境台風」は、もともとメキシコ沖で発生した熱帯低気圧がハワイを通過し、日付変更線を飛び越えて西側へとやってきたものです。このように発生海域の基準を超えて移動したことで、名前がハリケーンから台風へと変わりました。
衛星画像で雲の様子を確認すると、雲の画像は特に変化はありませんが、5日午前、日付変更線の東側にあったハリケーンが西へ進み、日付変更線をを越えたことが分かります。このように、熱帯低気圧が移動することによって呼び名が変わり、日本人にとってなじみの深い「台風」になったものが「越境台風」と呼ばれます。










