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台風が迷走するのはなぜ?「モンスーンジャイア」と「藤原の効果」とは

台風がまるで迷走しているかのように、予想外の複雑な動きをすることがありますよね。なぜ台風はあのような変わった進路をたどるのでしょうか。今回は、台風の迷走を引き起こす気象の仕組みについてご紹介します。

台風が同じような場所をうろうろと迷走するような動きをする際、その原因の一つとなるのが「モンスーンジャイア」と呼ばれる現象です。夏になると日本の南にはモンスーンの西風と太平洋高気圧の東風がぶつかり、大きな反時計回りの渦が出来上がります。

このモンスーンジャイアは、およそ数キロメートルにも及ぶ非常に大きなスケールの渦です。この巨大な渦の内部に小さな渦巻きが発生しやすくなり、それが台風の卵になります。実際に9月の台風24号や熱帯低気圧も、このモンスーンジャイアの中に存在していました。

さらに、台風や熱帯低気圧といった複数の渦巻きが近づくことで、「藤原の効果」と呼ばれる現象が発生します。この藤原の効果が働くことによってお互いの渦が複雑な動きをし、台風が予測しにくい複雑な経路をたどる原因になるということです。

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