番組表
台風が「記録的増産」だったことしの夏 さらに台風と秋雨前線が一体化し大雨の恐れも
8月31日、夏の終わりを期に、今年の夏の気象傾向を古山圭子予報士が振り返ります。
まず「暑さ」です。8月2日、美郷の最高気温39.9℃、県内初の酷暑日に迫る暑さでした。宮崎市内も梅雨明け直後は猛暑日がバンバン観測されましたが、その後、8月は若干暑さが落ち着いて、平均気温は去年よりもやや低い気温となりました。
次に雨量です。雨不足でダムの貯水率が低下しました。7月から8月の雨量を見ると、低いところでは平年の2割程度しか降っていないため、8月31日現在も、広沢ダムと浜ノ瀬ダムの取水制限が行われています。
そして、この水不足を一気に解消するのが台風ですが、今年は台風の発生が異常に多くなりました。梅雨入り早々、台風6号が近づいて、2026年8月31日までの発生数は23個、8月末までの平年値に比べて10個近くも多く発生しています。そして、8月だけで既に10個ということで、これは60年ぶり過去最多タイの数字となっているんです。そして現在も台風24号候補が発生していて、このあと日付が変わるまでに台風に発達したら、統計史上単独で最多の11個発生となります。
続いて、今後の懸念についてです。日本付近に秋雨前線が横たわっている状態のところに台風が北上してくると、台風が前線に、雨雲の材料となる暖かく湿った空気を送り込んで、大雨をもたらす恐れがあります。世界各国の予想モデルを見ると、9月4日金曜日にはこの秋雨前線とこの台風の雨雲が一体化して、本州から九州にかけてまとまった雨となる予想です。
この台風と秋雨前線のダブルパンチにより、台風自体はそこまで強く発達しなかったとしても、広範囲にわたって大雨をもたらす危険性が高まります。台風が直接直撃しなかったとしても、大雨の恐れがあるため、常に最新の気象情報を確認することが重要です。










