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梅雨明け後の雨不足がもたらす水不足と農作物への影響

夏の高気圧が勢力を保つ中、梅雨明け後の雨不足により深刻な水不足が発生し、農業にも影響が出ています。今回はその現状と影響について解説します。

夏の高気圧はまだ気合十分で夏を終わらせない勢いを見せていますが、県内では深刻な暑さだけでなく水不足が問題となっています。農業用水を供給する広沢ダムでは、梅雨明け後の雨不足によって貯水率が大幅に低下し、13年ぶりに取水制限が行われています。さらに、このまま雨不足が続けば貯水率がゼロになることが予測され、第2段階の取水制限が開始されました。

取水制限を行っているのは広沢ダムだけではなく、浜ノ瀬ダムでも同様に貯水率低下の恐れが出ています。

梅雨明け前後からの45日間の降水量を平年と比較すると、多いところでも平年の5割程度にとどまり、少ない地域では10%未満となっているところもあります。まとまった雨が降らず、短い時間やパラパラと降る程度の雨では、ダムを十分に潤すことができない状況が続いています。

この水不足は農作物にも深刻な影響を与えています。例えば、出荷の最盛期を迎えているサトイモは、水分が足りないために太りが悪く、小ぶりな状態になってしまっています。また、キュウリなどの夏野菜も、雨が降らず高温状態が続くことで高温障害が発生し、収穫できる期間が短くなるなどの影響が出ています。

農業は私たちの生活に密接に関わっているため、まとまった雨が降らない状況は、水資源だけでなく食卓を支える農作物にとっても大きな打撃となります。気象の傾向として、梅雨明け後の少雨が長期化するとダムの枯渇や農作物の生育不良を引き起こすリスクが高まるため、今後の降水動向が非常に重要となります。

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