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昔は大丈夫だったは通用しない!高齢者に熱中症が多い理由と対策

夏の平均気温がじわじわと上昇し、近年は命にかかわるような危険な暑さが続いています。そんな中、熱中症で救急搬送される人や、全国で亡くなる方の多くをご高齢者が占めている現状があります。今回は、なぜ高齢者が特に熱中症になりやすいのかという体の特徴や、昔との違い、そして家庭で実践できる具体的な対策について解説します。

この日は熱中症により県内で16人が救急搬送され、そのうち70代以上が9人を占めています。さらに、2024年の1年間で全国の熱中症による死亡者の85%をご高齢者が占めているというデータもあります。(厚生労働省 人口動態統計より)

では、なぜ高齢者は特に熱中症に注意が必要なのでしょうか。その主な原因として、体の機能面の変化が挙げられます。高齢者は喉の渇きや暑さを感じにくく、体温調節が難しいうえに、体内の水分が不足しやすいという特徴があります。さらに、「昔はエアコンが必要なかった」という感覚や、我慢強い性格から、エアコンをなかなか使いたがらない傾向も重なり、リスクを高めていると言えます。

しかし、夏の平均気温は、年々じわじわと上がっているんです。「昔は大丈夫だったという感覚が通用しない時代になってきている」と、考えたほうが良いです。

そこで、高齢者の熱中症を防ぐために、家庭でできる具体的な対策ルールを作ると良いでしょう。まず室内に「目で見て数字で確認できる温度計」を置いておき、「室内が28度を超えたらエアコンをつける」という約束事をあらかじめ家族間で決めておくことが有効です。

また、水分補給についても工夫が必要です。喉の渇きを待つのではなく、30分ごとや1時間ごとにアラームを鳴らして水分をとる時間帯を作っておくと確実です。さらに、汗をかいた際には適度な塩分も取るようにしてください。高血圧などで塩分を控えている方は、事前にかかりつけ医に相談することが大切です。

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