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ブラジルに台風は来るの?その理由と南半球と北半球の渦の違い
今回はワールドカップサッカーにちなんで、日本代表と対戦するブラジルについての話題です。実は、ブラジルで台風(ハリケーン)が観測されることは極めて稀なんです。なぜブラジルには台風が来にくいのでしょうか。
ブラジルに台風が来にくい理由の一つは、海面水温にあります。熱帯低気圧(台風やハリケーン)が発達するためには、温かい海面水温が不可欠ですが、ブラジル周辺の海域は比較的低いため、エネルギー源が少なく、台風が発達しにくいのです。
また、風の状況も大きく関係しています。台風が組織化された渦を作るためには、上空から海面まで風向きや風の強さが一定の条件を満たしている必要があります。しかし、ブラジル周辺では高度ごとに風向きや風の強さが大きく異なることが多く、雲の渦を形成するのを妨げています。
それでも全く発生しないわけではありません。2024年2月には、トロピカルストーム「アカラ」が発生しています。ちなみに、台風の回転方向には、北半球と南半球で決定的な違いがあります。北半球で発生する台風は、地球の自転の影響(コリオリの力)を受けて「左巻き(反時計回り)」の渦を巻きます。
一方で、南半球で発生する熱帯低気圧やサイクロンは、「右巻き(時計回り)」の渦を巻きます。このように、半球の違いによって台風などの渦の回転方向は正反対になるという特徴があります。










