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温暖化で性別が偏る?アカウミガメが抱える気候変動のリスク

アカウミガメの産卵シーズンには、命の尊さを感じる貴重な瞬間があります。6月16日は、ウミガメの保護を呼びかける「世界ウミガメの日」、そこまでの約一週間は「ウミガメ週間」 期間なのですが、この愛らしいウミガメたちが、今、地球温暖化の影響を受けつつあることをご存知でしょうか。

アカウミガメには非常に珍しい性決定の仕組みがあります。実は、卵が埋まっている砂の中の温度によって、オスになるかメスになるかが決まるのです。卵が産み落とされた時点では性別は決まっておらず、その後の環境によって左右されます。

具体的には、砂の温度が「29.7℃」を境目にして性が分かれます。これよりも温度が高いとメス、低いとオスになるという性質があるのです。

もし今後、地球温暖化がさらに進行し、砂の温度が高い状態が続くとどうなるでしょうか。メスばかりが生まれてしまい、種として繁殖を維持することが難しくなる可能性もはらんでいます。

私たち人間が排出する温室効果ガスを減らす取り組みは、単に人間の暮らしを守るだけでなく、こうした小さな命の営みと未来を守ることにも直結しているかもしれません。

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