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なぜ6月の天気予報は「外れやすい」のか?気象予報士が明かす梅雨空予報の難しさ
天気予報を見ていると、日によって「よく当たるな」と思う時と、急な雨に降られてしまって「はずれたな」と思う時があるかもしれません。実は、季節によって予報の適中率には変動があることをご存知でしょうか。今回は、なぜ6月は特に予報が難しいのか、そのメカニズムと、私たちができる対策を解説します。
古山予報士が示したのは、雨が降るか?降らないか?雨予報の適中率のグラフ。「あす」の適中率はやはり高く、「あさって」「3日後」と日を追うごとにだんだんと低くなっていきます。年平均では、「あす」が87%で、「6日後」が74%です。それが6月に限って見てみると、全体的に適中率は下がって、「あす」が85%、「6日後」が67%となっています。
この時期、予報が難しいのには理由があります。年間を通して雨を降らせる「低気圧」と、この時期特有の「梅雨前線」を比べてみると、その違いがわかります。
低気圧は、その雲が日本全体を覆うような広がりを見せることが多いです。そのため、低気圧の中心が多少ずれても、広い範囲で雨が降る傾向があります。一方、梅雨前線は、低気圧に比べて雨雲の範囲が狭いのが特徴です。この「雨雲の範囲が狭い」という性質上、前線の位置が南北に少しずれるだけで、晴れたり雨が降ったりと天気が大きく変わってしまうのです。
さらに、気象庁のスーパーコンピューターをもってしても、予報を難しくさせる要因があるといいます。コンピューターは低気圧を動かす東西の動きの予想には強いのですが、梅雨前線を動かす南北の動きの予想は難しいという性質があるそうで、この時期の予報は難易度が高いんです。
そのためこの時期は、天気予報をこまめに確認してください。何よりも、現在地周辺の状況がわかる「雨雲レーダー」は確実なので、これをうまく活用するのが一番です。あとは晴雨兼用の傘を常に持ち歩いていれば、万全です。ちなみに古山予報士は、難しくても「精いっぱい全力でお伝えしたい」とのことでした。










