NOW ON AIR !

番組表

津波から命を守るために知っておきたい基礎知識と避難行動

地震が発生した際、私たちの命を守るために欠かせないのが「津波」に関する知識です。津波はただの「波」とは全く異なる性質を持っており、いざという時に正しい行動をとれるかどうかが生死を分けます。今回は、津波の基礎知識と避難のポイントを解説します。

「津波フラッグ」ご存知ですか?

まず知っておきたいのが、津波の危険を知らせる「津波フラッグ」です。これは海水浴場などで掲げられる旗で、津波警報などが発表されていることを知らせ、避難を促す合図です。

また、津波警報等には段階があります。巨大地震発生時にはまず速報として「巨大」や「高い」という言葉で津波の規模が発表され、その後、詳細なデータに基づき「1m」「3m」「5m」「10m」「10m超」の5段階で具体的な高さが発表されます。

「海の中や海岸から離れること」が重要!

避難行動で最も重要なのは「海の中や海岸から離れること」です。たとえ1メートルの津波であっても、巻き込まれた場合の死者率は非常に高いとされています。避難する際は、海岸から「遠く」へ逃げることよりも、とにかく「高く」避難することを意識してください。高台や頑丈なビルへ逃げることが鉄則です。

街中には避難先を示す標識があります。「黄色と黒の三角形」の標識は、津波の危険性が高い地域であることを示す警告です。一方で「緑色」の標識は安全な場所を示しています。緑色で人が逃げている絵がある標識は、津波から安全に避難できる高台や、耐性のある津波避難ビルを指しています。日頃から、自宅周辺や旅行先でこれらの標識がどこにあるかを確認しておくことが大切です。

津波の速度はオリンピック選手並み

最後に、津波の恐ろしさを正しく理解しておきましょう。

津波は「波」という名前ですが、私たちが普段目にする沿岸で砕ける波とは全くの別物です。巨大な水の壁となって陸上を襲い、甚大な破壊力を持っています。たとえ数十センチの高さであっても命の危険があります。さらに陸上に押し寄せる速度はオリンピック選手並みと非常に速いため、「見てから避難する」のでは間に合いません。揺れを感じたり、注意報や警報が発表されたりしたら、すぐに避難を開始してください。

Top