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「清潔感のある農業ができる」AI技術導入の大型きゅうり施設が完成 気候変動や担い手不足の課題解消へ【宮崎県】
2026年11月01日

きゅうりの生産量日本一を誇る宮崎県で、気候変動や担い手不足といった農業の課題を克服する新たな取り組みが始まった。木城町に完成した大型の栽培施設では、AI技術や養液栽培を導入し、作業負担の軽減と年間70トンの安定出荷をめざす。
【動画】AIや養液栽培などの新技術を取り入れたきゅうりの栽培施設「未来グリーンファクトリー木城」が完成
最先端の巨大ハウスが完成
AIなど新たな技術を取り入れた栽培施設「未来グリーンファクトリー木城」が木城町に完成した。敷地面積は約1.5ヘクタールにおよび、ハウスの高さは通常の2倍にあたる5メートル以上。同施設は国の交付金4億円を受けて整備された。

継 黒木誠代表社員:
近年の気象変動と、今後の後継者育成にも一役買いたいと思い、新しい技術の水耕栽培のきゅうりを作っていきたいと思って着工しました。
AI技術で最適な生育環境を管理
同施設で導入されたのは、土を使わない「養液栽培」だ。

継 大阪一郎さん:
スポンジのような形の培地に苗を置き、水分と肥料を混合した養液を供給する。

また、ハウス内には環境制御システムが導入された。日照や水、光合成に必要な二酸化炭素をAI技術によって管理・制御する。

KEYWARE SOLUTIONS 吉村和晃本部長:
日射量や温度がどういう時間でどんな管理をしてあげればいいのかを裏でAIが考えてくれている。考えた結果のパラメーターを、人間がこういう風にした方がいいよねと、ハウス全体が制御されている。
担い手確保と年間70トンの出荷へ
AI技術の導入により、作業負担の軽減や品質の向上、収入の安定化が期待される。

継 黒木誠代表社員:
今までは家族経営など小規模経営が主流でやってきたと思うが、AI等を使った新しい栽培によって、清潔感のある農業ができると思っていますので、新しい新規就業者などにも興味を持っていただけるのではないかなと。
同施設では10月26日から栽培を開始。11月下旬から収穫が始まる見通しだ。初年度は年間70トンのきゅうりを出荷する計画だ。










