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【宮崎県知事選2026】「知事は扇の要」宮崎県知事選を前に都城市長が指摘する県政の課題と国と渡り合えるリーダー像

2026年10月27日

12月に告示・投開票が迫る宮崎県知事選。県内自治体のトップは、次の県政のリーダーに何を求めているのだろうか。都城市の池田宜永市長は物価高や災害対策、インフラ整備といった喫緊の課題を挙げた上で、「知事は行政組織を結ぶ"扇の要"」と位置づけ、国と対等に渡り合える「人間性」と「対話力」を備えた人物が求められるとの見解を示した。

【動画】宮崎県知事選を前に 都城市長が語る県政課題と次期知事に求められる姿

物価高と南海トラフ地震への備え

都城市の池田市長は、県政における目下の課題として、生活や産業を直撃する物価高への対応を挙げた。

都城市 池田宜永市長:
目の前の物価高が宮崎の基幹産業である農林水産業にも影響が出ているし、県民の生活にも影響が出ている。物価高対策、当面どうするんだという短期的な課題はある。

さらに、中長期的な課題として挙げたのが南海トラフ巨大地震への対策だ。

都城市 池田宜永市長:
県は沿岸部の自治体と連携をして必要な対策はしっかりとる。要は、できうる限り、想定されている亡くなる方の数をどうやって減らしていくかということが極めて重要だと思う。

平時からの準備が求められる災害対策は、選挙戦において争点になりにくい側面を抱えている。

都城市 池田宜永市長:
そこは極めて重要なところで、(災害が)起こってしまった時にどれだけリスクを軽減するかは、復旧、復興というところの状況が変わってくると思いますから。そこも、しっかりと対処する意識を持っているか持っていないかは、大事かなというふうに思う。

国と対等に議論できる人間力

池田市長は、知事の立ち位置を「扇の要」と表現した。

県と国、さらには市町村と国を結ぶ役割が、緊急時における早期の復旧や復興のカギになるという。

そのためには...

都城市 池田宜永市長:
しっかり連携できる、コミュニケーションが取れる。そのためには、人間関係をしっかり築ける資質を持っている人がいいと思っている。

「有権者には直接見えにくい部分かもしれない」とした上で、池田市長は「国の役所を含めてしっかり話をできるか、実情を伝えられるか、しっかりと話を聞いてもらって、予算をしっかりとれるか、国と対等に議論できることはすごく重要。資質というところでいくと、人間力がしっかりとある人かどうか。ある人は必ず信頼される」と解説した。

そのうえで次の「知事に成し遂げてほしいこと」は...

都城市 池田宜永市長:
東九州自動車道は日南から串間までつながっていない状況もありますし、九州中央道も道半ば。国の予算を獲得できるかにかかっているので、インフラ整備をやっていただく。

持っている宝を磨き可能性を高める

物価高、災害への備えも含め、難しいかじ取りが求められる中、宮崎の将来の可能性をどう高めるか、基礎的自治体のトップとしての立場からそのヒントを尋ねた。

都城市 池田宜永市長:
持っているものを生かしてその価値をより高めていくのは、一番効果が生まれやすく、一番最短距離。持っている宝をよりどう磨いていくかということが、結果として宮崎県の全体のポテンシャルをあげることになるのかなと思っている。あと最後は「思い」かな。

12月に迫った県知事選に向けて、候補者がどのようなビジョンや政策を掲げ、国とどう向き合っていくのか、有権者の選択が注目される。

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