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【全国初】ヤマトとバス会社がタッグを組んで人と荷物を同時に運ぶ「ねこみやバス」

2026年10月17日

地域住民の「移動手段」と「物流」、その両方を守るための心強い挑戦が始まった。宮崎県で利用客と荷物を同時に運ぶ新たな移動手段「ねこみやバス」の実証運行。深刻な運転士不足による路線バスの減便が続く中、国の「公共ライドシェア」を活用し、宮崎交通の研修を受けたヤマト運輸の社員がドライバーを務める。全国初となる注目の取り組みとは。

【動画】全国初! 人と荷物を同時に運ぶ 公共ライドシェア「ねこみやバス」実証運行スタート

「ねこみやバス」の実証運行はじまる

10月1日から実証運行が始まった「ねこみやバス」。宮崎県の日向市、美郷町、諸塚村、椎葉村の4市町村で住民の移動手段の確保を目指し、利用客と荷物を同時に運ぶ新たな取り組みだ。

初日は日向市で出発式が行われ、関係者約40人が出席した。

ねこみやバスは大型のワンボックスカーで、最大4人が乗車できる。

車内の後部座席には荷物を置く専用スペースが確保されている。

バスは「道の駅とうごう」を起点とし、おし谷線、神門線、池野線の3路線で運行。運賃や乗り方はこれまでの路線バスと同じだ。

この取り組みは、4市町村が宮崎交通とヤマト運輸に業務委託して実施する。

日向市 西村賢市長:
この「ねこみやバス」がまさに地域の足となってこの地域の人たちの交通の維持、買い物や通勤に役立てていただけるように期待しています。

日向入郷地域では、運転士の不足や利用者の減少による路線バスの減便が続き、住民の移動手段の確保が難しい状況となっていた。こうした課題を解決するため、今回の共同運行が実現した。

宮崎交通バス事業担当 川﨑智執行役員:
運転士不足というところと利用者の減少というのが路線バスの維持に非常に課題となっております。ヤマト運輸とタッグを組むことでこの両方を解決していきたいと思っています。

運行にあたっては、一般の人が乗客を乗せて普通免許でも運転ができる国の制度「公共ライドシェア」を活用し、宮崎交通の研修を受けたヤマト運輸の社員がドライバーを務める。

ヤマト運輸 奈須川洋平さん:
ねこみやバスの導入によって、1往復分の荷物の車両が走らなくなるので、そういったところで安全面の確保ですとか、車両があって人を運ぶことで地域経済の活性化に少しでも寄与できればと思っています。

路線バスの代替として利用客と荷物を同時に運ぶバスを運送業者が運転する取り組みは、全国で初めてだ。実証運行は来年3月まで行われ、利用状況や効果などを検証した上で、来年4月からの本格運行を目指す。

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