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宮崎に新幹線は必要か? 都城市でシンポジウム開催 災害時のルート確保も
2026年09月16日

宮崎県に新幹線が通っていない現状を県民の課題として捉え、未来について考えようと、都城市で「みやざきの新幹線を考えるシンポジウム」が開催された。会場には高校生から地域住民まで約560人が参加。災害時の交通ネットワーク確保や劇的な移動時間の短縮、子どもの進学の選択肢拡大など、新幹線が開く地域の未来について活発な議論が交わされた。
【動画】東九州新幹線がひらく宮崎の未来とは?都城市でシンポジウム 国のケーススタディ対象路線選定受けて
防災と移動短縮に大きな期待
8月、都城市で「みやざきの新幹線」を考えるシンポジウムが開催された。

熊本地震の状況を念頭に置き、災害時のルート確保として東九州新幹線が通る重要性について議論が交わされた。
高校生からの質問:
巨大地震における新幹線の重要性について教えてほしい。

大阪産業大学工学部 波床正敏教授:
九州新幹線がだめだったら東九州新幹線で移動できるという、両方使える状況にするのが大事。

また、劇的な移動時間の短縮も大きな話題となった。日豊本線の特急では鹿児島から小倉まで約6時間48分かかるが、新幹線であれば鹿児島から東京まで約6時間41分で到達できる。

高校生:
普通列車が福岡まで行くところが、新幹線であれば同じ時間で東京まで行くところがすごいと思った。
地域の未来に向けた多様な意見
パネルディスカッションには河野知事や都城市の池田市長のほか、地元の大学生も登壇した。

宮崎大学・地域資源創成学部 鬼塚卓音さん:
暮らしの面なのか経済的な面なのか、もしくは観光面、防災面などいろいろな面があると思うが、何を全面的に出していくのかというところも大事だと思う。

会場からは、新幹線に対するさまざまな期待の声が聞かれた。
40代の参加者:
子供の学校を決めるにあたってオープンキャンパスに行くが、福岡に限らず大阪までも行きやすいと思う。
参加した高校生:
移動時間が半分に減るから、新幹線が出来たら便利だと思う。
今回のシンポジウムは、東九州新幹線について、国が駅の位置やルート案などを調査するケーススタディの対象路線に選定された後に開催された。ケーススタディは、基本計画路線となっている日豊本線ルートが対象だ。
半世紀以上止まっていた計画が動き出す中、県が独自に示した新八代ルートや鹿児島中央先行ルートの今後や建設費用の地元の負担、並行在来線など新幹線整備をめぐる県民の理解はまだ十分とは言えない。こうした情報を伝える取り組みも必要だ。










