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「なぜ今インフルエンザが流行?」夏休み明け学級閉鎖も 予防接種時期を前に大流行の懸念 「ただの夏かぜだろう」との油断は禁物
2026年09月04日

宮崎県内でインフルエンザの患者数が増加の一途をたどっている。8月23日までの1週間に、県内28の定点医療機関から報告された患者数は35人に上り、3週連続で増加した。専門家は、10月から始まる高齢者の予防接種を前に、さらなる感染拡大への警戒を強く呼びかけている。
【動画】夏なのにインフルエンザの患者数が増加 宮崎市の中学校では学級閉鎖も
なぜ今インフルエンザに?
県によると、1医療機関あたりの患者数が1.25となり、流行開始の目安とされる「1」を超えた。例年の同時期と比較すると約16.6倍という異例のペースで拡大している。
年齢別の内訳を見ると、15歳未満の小中学生などが全体の8割を占めており、若年層を中心に感染が広がりを見せている。宮崎市内のある中学校では、感染拡大を受けて3日間の学級閉鎖の措置がとられた。
全国的にも季節外れのインフルエンザ流行がみられるが、この時期の流行の背景についてウイルス学が専門の愛泉会日南病院・峰松俊夫医師は...

峰松医師によると、インフルエンザウイルス自体は年間を通じて存在しているという。その上で、猛暑によるエアコン使用に伴う部屋の閉め切りや、夏休み期間中の人流増加、夏祭りなどのイベントで人が密集する機会が増えたことなどが、感染拡大の主要な要因として考えられると分析する。
10月からは高齢者を対象とした予防接種が開始されるが、峰松医師はその前に流行が本格化するリスクを指摘する。特に家庭内での二次感染が懸念されており、重症化リスクの高い高齢者が同居する世帯への注意を促している。
愛泉会日南病院 峰松俊夫医師:
医療機関では治療薬のみならず、感染予防のための予防薬を処方することができるため、家族や周囲に発熱や咳などのインフルエンザを疑う症状が出た人がいる場合は、高齢者への感染を防ぐためにも、速やかに医療機関を受診してほしい。
インフルエンザは冬のイメージが強いが、夏場でも感染リスクが潜んでいる。「ただの夏風邪だろう」と油断せず、こまめな手洗いや換気を心がけ、ためらわずに医療機関を受診することが大切だ。










