NOW ON AIR !

番組表

稽古できない1年半の日々...大けが克服し警察剣道で宮崎県勢初の頂点!宮崎北署・山﨑巡査部長の不屈の闘志

2026年09月30日

日本武道館で行われた「警察剣道選手権」で、宮崎北警察署の山﨑里奈巡査部長が見事、日本一の栄冠に輝いた。宮崎県警勢として初となる快挙の裏にあったのは、選手生命を脅かす大けがと、不屈の闘志で乗り越えた苦難の月日だった。

【動画】大けがを乗り越え日本一! 宮崎県警の女性剣士 警察剣道選手権で優勝

試合中の悲劇...左ひざ前十字靭帯の「再断裂」

9月1日に開催された警察官の剣道日本一を決める大会「警察剣道選手権」で、宮崎県警の警察官・山﨑里奈巡査部長が優勝した。  

しかし、その快挙の裏にはけがとの戦いがあった。

 山﨑さんを大きな試練が襲ったのは、4年前(2022年)の警察剣道選手権、1回戦での出来事であった。試合中、体勢を崩した際に左ひざに大怪我を負ったのである。

 宮崎県警 山﨑里奈さん:
前十字靭帯の断裂で、そこを再断裂したみたいな。(試合中に)体勢が崩れそうだったので、戻そうとした時にひねってしまった。

 高校時代に断裂した左ひざ前十字靭帯の再断裂。2回の手術を余儀なくされ、復帰まで約1年半にわたって稽古ができない日々が続いた。

「復帰したら見てろよ」前を向き続けた闘志

稽古ができない苦境の中でも、山﨑さんの闘志が消えることは決してなかった。

宮崎県警女子監督の山下穣さんは、当時の様子をこう振り返る。

 宮崎県警女子監督 山下穣さん:
毎日トレーニングに関しては、欠かすことなくやってできる範囲で自分を追い込んでいた。常に前向きで日本一を目指して頑張っている姿がありました。

宮崎県警 山﨑里奈さん:
復帰したら見てろよというのは、常々気持ちにとめながらやっていました。

つかみ取った日本一 見据える次の舞台は「世界」

不屈の努力を重ねて臨んだ2026年の選手権。

 山﨑さんは全国の強豪を次々と撃破し、ついに頂点へと登りつめた。

 宮崎県警 山﨑里奈さん:
ケガを乗り越えてこれたのは、これを成し遂げたいという目標、夢があってこそだったと思うので、諦めずに続けていればいつか報われる時が来るんだということを伝えたい。

大けがを乗り越え、宮崎県警の歴史にその名を刻んだ山﨑さん。次なる目標として掲げるのは「剣道世界一」だ。日本一の誇りを胸に、これからもさらなる高みを目指して竹刀を振り続ける。

Top