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熊本地震、物流への影響は? 九州道通行止めで浮き彫りになった「労働時間」と「物流コスト」の課題
2026年07月31日
7月28日に発生した熊本県を震源とする最大震度7の地震により、九州の物流の大動脈である九州自動車道が寸断された。これを受けて、迂回ルートとなった東九州自動車道では交通量が急増。長距離運転を余儀なくされるドライバーや、コスト増に悩む運送会社からは、早期復旧を望む切実な声が上がっている。物流の現場で今、何が起きているのか。その実態を追った。
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九州道不通で東九州道が混雑
7月28日に発生した熊本地震の影響により、九州自動車道の益城熊本空港ICとえびのICの区間で通行止めとなった。30日に益城熊本空港IC~松橋IC間は解除されたが、宮崎と熊本の県境は依然として通行止めが続いている。

そのため、迂回ルートとなっている東九州自動車道は大変混雑している状況だ。東九州道は宮崎市から延岡市を経由して大分県、北九州市までつながる道路だが、宮崎県内は対面通行の区間が多い。宮崎県川南町にある川南パーキングエリアを訪れると、宮崎県内外から流入した乗用車やトラックなどが多く停まっていた。

山梨県のトラックドライバー:
(東九州道は)すごく長いですね。走りづらいと言えば走りづらい。やっぱり1車線だったりするので。復旧はなるべく早めのほうがありがたい。

福岡県のトラックドライバー:
久留米から鹿児島市内に行きました。ちょっと遠く感じる。被害にあわれた方が一番困っているので、早く復旧してほしい。
宮崎県内の物流網に遅れと停止
物流の混乱は、宮崎県内の運送業界にも波及している。

食料品や農業資材などを全国へ輸送している宮崎市の「宮崎運輸」では、配送に遅れが生じているという。
県トラック協会の理事も務める藤元社長によると、県内でも入荷の遅れや配送停止が発生しているということだ。

宮崎運輸 藤元昭太社長:
目的地が八代や熊本の荷物は、いったん運行を取りやめたり、日程をずらすなどの調整をしているという話は聞いている。人吉〜八代間は山道で走りにくい道路。下の道というのは大変なので、東九州自動車道があって、まだ良かったなと。
九州自動車道の復旧のめどが立たない中、当面は東九州道への迂回が続く見通しという。しかし、東九州道を経由して福岡方面へ向かう場合、所要時間は通常より約2時間長くなる。配送時間の増加は、現場に重い負担を強いている。

宮崎運輸 藤元昭太社長:
働き方改革でドライバーの労働時間が管理されている中で、片道2時間延びるのは次の運行に影響してくる。限られたルートの中で、できるだけコストを抑えた形で運行せざるを得ない。
運送会社にも大きな影響を及ぼす、九州自動車道の通行止め。早い復旧が待たれる。










