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「馬に遊ばれている...」平安時代から続く伝統の「御田祭」泥しぶき舞う勇壮な「牛馬入れ」【宮崎県美郷町】
2026年07月08日

宮崎県美郷町の田代神社で、平安時代から続く伝統の農耕神事「御田祭(おんださい)」が執り行われた。祭りのハイライトである「牛馬入れ」では、裸馬にまたがった若者たちが神田を勇壮に駆け抜け飛び散る泥しぶきに、詰めかけた見物客から大きな歓声が上がった。雷雨の影響で一部の行事が中止となったものの、境内は神楽の奉納などで終日賑わいを見せた。
泥を浴びて無病息災を願う

宮崎県美郷町西郷の田代神社に伝わる「御田祭」は平安時代を起源とする伝統的な農耕神事で、五穀豊穣と無病息災を願う田植え祭りを見ようと、毎年多くの見物客が訪れる。

祭りのハイライトは、神田に放たれた馬が泥を跳ね上げながら走る「牛馬入れ」だ。裸馬にまたがった若者たちが、水を張った神田の中を勇壮に駆け回ると、周囲には激しい泥しぶきが舞い上がった。

騎乗する若者を振り落とし、気持ちよさそうに神田を駆け巡る裸馬。力強い走りは圧巻だ。

跳ね上がった泥を浴びると一年を健康に過ごせると言い伝えられており、神田の周囲を埋め尽くした見物客からは、大きな歓声が上がった。

山口県からの見物客:
神に祈りながら写真を撮りました。代々、確実に受け継がれている伝統を感じました。
初めて「牛馬入れ」に参加した男性は...

馬の乗り手:
馬に乗っているときはとても気持ちいいです。今年デビューなんですけど、馬に遊ばれている感じです。
雷雨で田植えは中止に
「牛馬入れ」の終了後には、約100人の早乙女による田植えが予定されていた。

しかし、当日は雷を伴う大雨に見舞われたため、神田での田植えは急遽中止を余儀なくされた。早乙女姿の女性は「田植えはできなかったけど、早乙女の衣装が着れて良かった」と話す。

悪天候による一部行事の中止はあったものの、神社では神楽の奉納が行われるなど、歴史ある祭りは最後まで活気に包まれていた。










