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猛暑対策で制服にハーフパンツ導入!宮崎市の中学校で「盛夏服」が活躍 生徒や保護者からも好評の声
2026年06月21日

近年の記録的な猛暑を受け、学校現場の制服事情が変化している。宮崎市の中学校では、生徒の健康維持と快適性の確保を目的に、新たにハーフパンツとポロシャツを「盛夏服」として導入した。全国的に広がりを見せるこの動きは、単なる軽装化にとどまらず、制服が持つ「学校のシンボル」としての役割と実用性をいかに両立させるかが鍵となっている。多様化する制服の現状と、教育現場での模索を追った。
【動画】猛暑で制服に変化 ハーフパンツとポロシャツ 快適さと制服の役割の両立とは
猛暑対策でハーフパンツ導入
宮崎市の清武中学校の教室では、多くの生徒が軽やかな装いで授業に臨んでいる。

本年度から導入したのは、夏季限定の制服であるハーフパンツとポロシャツだ。あるクラスでは、24人中14人がハーフパンツを着用して過ごしていた。

清武中学校では昨年度、暑さ対策の一環として体操服で授業に参加することを許可していた。しかし、衛生面などの課題を考慮し、生徒や保護者との協議を経て、正式に「盛夏服」の採用を決定。ハーフパンツは1着3480円、白と紺の2色が用意されたポロシャツは各3680円で販売されている。

清武中学校生徒指導主事 日高康雄教諭:
本年度から導入だったので1年生対象に募集をかけて、先輩たちも1年生が着てるのを見て「自分たちも買おうかな」と追加購入する生徒も増えている。
実際に着用している生徒からは...

女子生徒:
5月ぐらいから着始めた。以前はスカートで自転車がこぎづらかったけど、今はこぎやすくなった。

男子生徒:
心地がいい。以前は夏とかめっちゃ暑かったけど、今は涼しくていい。
また、販売店にハーフパンツを受け取りに来た保護者からも賛成の声が聞かれた。

保護者:
洗濯も楽だし、何より暑さ対策としてはすごくいいかなと思った。
保護者:
子どもは軽いウエア、スポーツウエアが好きなので、絶対これしか着ないだろうなと思う。
制服の役割と経済的負担
学生服の販売を手がける「学生服のハトヤ」によると、近年の猛暑の影響で、ハーフパンツを夏の制服に導入する学校が全国的に増加している。

学生服のハトヤ 小山のぞみ営業課長:
「盛夏服」という言葉を最近は用いられるのですが、盛夏服というのは単なる軽装ではなく、制服の中で夏の暑さ対策という部分での位置づけとなっている。保護者の経済的負担を軽減させていきたいというのが業界の思いで、今回、ハトヤ自社オリジナルのポロシャツというものも製造している。

ハトヤのオリジナルポロシャツは1着2480円で一般的な制服としてのポロシャツより安く、現在はハーフパンツについても販売できるよう準備を進めているという。
象徴としての役割との両立
環境の変化に伴い多様化する制服だが、その一方で制服が持つ役割への理解も重要だ。

ハトヤの小山課長は、制服は「その学校の生徒である証」であり、学校のシンボル。地域の方の見守る目など、防犯の面でも大事であると話す。
また学校側もこの点に配慮し、着用のルールを明確に定めている。
清武中学校 生徒指導主事 日高康雄教諭:
儀式的行事、入学式や卒業式にはハーフパンツは着ないようにということで制服を着るようにと話はしている。
猛暑対策としての実用性と、学校のシンボルとしての役割を大切にしながら、柔軟に進化を続ける制服。中学校の取り組みは、生徒たちが少しでも快適に、そして健やかに学校生活を送るための大切な一歩と言える。










