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帰宅後6時間に及ぶ猛勉強も 看護師不足の希望の星に・専門学校で学ぶベトナムとミャンマーからの留学生が国家試験合格を目指す
2026年06月17日

宮崎県小林市の小林看護医療専門学校に、ベトナムとミャンマーから3人の留学生が入学した。2025年度の保健師・助産師・看護師の有効求人倍率が2倍に達し、深刻な人手不足が続く中、宮崎の将来の医療を担う新たな人材として期待が寄せられている。学生たちは言葉の壁に直面しながらも、多い時は帰宅後6時間に及ぶ猛勉強を重ね、国家試験合格を目指して奮闘している。
【動画】看護師不足の希望の星に ベトナムとミャンマーからの留学生が国家試験合格を目指す
深刻な人手不足と初の留学生
2026年4月、宮崎総合学院の合同入学式が行われ、多くの留学生が新たな一歩を踏み出した。

その中で、小林看護医療専門学校には、ベトナム出身のファム・バン・ドアンさん、ミャンマー出身のヤタナ・テインさんとノー・ウィン・イ・キュさんの3人が入学した。

ファム・バン・ドアンさん:自分の家族と周りの人を助けてあげたいと思った。日本の医療を勉強したいと思います。
3人はそれぞれ日本語学校などで語学を学んだ後に入学しており、今後3年間で看護師に必要な知識や技術を習得し、国家試験の合格を目指す。
言葉の壁に挑む1日6時間の猛勉強
看護師国家試験の2025年度の合格率は88.3%と高い水準にあるが、留学生にとって最大の難関となるのが、専門用語や漢字といった「言葉の壁」だ。

ヤタナ・テインさん:
日本語は漢字とかを思い出せないときもあるから、大体ノートはミャンマー語で書いています。
帰宅後も予習と復習を欠かさず、帰宅後の学習時間は多い時で1日6時間に及ぶという。

看護の倫理などの基礎知識も手書きでノートにまとめ、翻訳アプリを併用しながら専門用語への理解を深めている。

同級生は、「普段分からないことなどがあると先生などに聞いていて、気づかされる部分が多い」「国を離れて日本に来るということは、すごい決心だなと思って見習いたい」と話す。
行政と連携した長期的な支援体制
小林看護医療専門学校の深見信子校長は、海外からの人材への期待感を示す。

小林看護医療専門学校 深見信子校長:
看護師という職業に魅力を感じて、なりたいと感じてくれる人たちが非常に減ってきている。留学生を受け入れるのはチャレンジだった部分もある。看護という部分でそうした力を貸していただくことは、これからは必要になってくる。
学校側は、留学生が孤立することなく学習に専念できるよう、行政とも連携したバックアップ体制を構築している。
小林看護医療専門学校 深見信子校長:
留学生ではなくても、就労でいらっしゃっている外国人の方たちの集まりなど、少しでも母国語が話せてほっとできる時間が作れるように、小林市にも協力していただいている。

ノー・ウィン・イ・キュさん:
立派な看護師になって、周りの人たちも助ける医学士(医療者)になりたい。
高齢化に伴い看護ニーズが増大する中、国家試験合格後も海外人材が地域社会で持続的に活躍できるよう、多角的なサポートの継続が求められている。










