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台風6号が宮崎に接近へ 24時間雨量は300ミリ予想 線状降水帯発生の恐れも 一部で高齢者等避難【古山気象予報士解説】

2026年06月01日

台風6号が北上を続け、九州南部に接近する見込みだ。宮崎県内では、2日夕方にかけて大雨となる恐れがあり、線状降水帯の発生に対する警戒が必要となっている。気象台は土砂災害や暴風への厳重な警戒を呼びかけている。すでに一部地域では高齢者等避難も発令されており、最新の情報への注意が求められる。

台風6号が九州南部接近

台風6号は沖縄の南の海上を時速約20キロで北に進んでいる。


中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、今後は進路を東寄りに変えて九州南部に接近する見通しだ。


オカファーエニス豪アナウンサー:
午後3時半の宮崎市です。先ほどから大粒の雨が急に降り出してきました。風も少しずつ強くなってきています。

線状降水帯発生の恐れ

1日午後2時には、梅雨入りが発表された。2日は台風本体の雨雲も流れ込み、前線と台風によって総雨量が増える見込みだ。宮崎地方気象台は、県内で線状降水帯が発生する恐れがあるとして、土砂災害や暴風への厳重な警戒を呼びかけている。

(梅雨入りし雨が降る県内の道路)

予想される降水量は、2日午後6時までの24時間で、多いところで300ミリと予想されている。海上でも高波への警戒が必要で、あすの波の高さは8メートルに達する見込みだ。宮崎県内では1日午後7時時点で串間市と都農町に高齢者等避難が発令されている。

古山気象予報士による解説

古山気象予報士の解説をもとに、今後の注意点をまとめた。台風6号の接近に伴い、注目すべきポイントは2点ある。

(梅雨前線と台風6号の影響を解説する古山気象予報士)

1つ目は、台風の北側に梅雨前線があることだ。九州南部には1日午後2時に梅雨入りが発表されたが、前線と台風、2つの原因によって、雨量がまとまる恐れがある。

宮崎県は竜巻に厳重警戒

2つ目のポイントは、宮崎県における竜巻の発生リスクだ。

(宮崎県の竜巻発生リスクを解説する古山気象予報士)

宮崎県は、突風災害件数が1991年~2024年で全国で4番目の多さだという。そして、その竜巻の6割以上が台風要因となっている。台風が種子島、屋久島付近を通った場合、宮崎県の沿岸部で竜巻が発生する恐れがある。

2024年8月の台風10号の時も、ちょうどこの海域に台風が来た時に、宮崎市などで竜巻被害が発生した。

勢力維持し接近へ 2日夕方までピーク

今回の台風は、勢力を保ったまま九州へ接近する見通しだ。

 (台風が通過するエリアの海面水温の解説)

26~7℃が、台風が発生・発達の目安だが、ちょうど黒潮の海域は海面水温が高くなっている。台風6号はこのエリアを通ってくるので、勢力を保ったままやってくる恐れがある。

宮崎県の、警戒が必要な時間帯を見ていく。


まず「雨のピーク」が2日明け方から夕方にかけてで、予想される雨量は最大で24時間300ミリ。線状降水帯が発生した場合は、これよりも多くなる恐れもある。

そして「土砂災害」 レベル4の土砂災害警戒情報を発表する可能性もある。改めて新しい防災気象情報を確認して、「レベル4」「紫」「危険警報」これのいずれかが出た場合、危険な場所から避難、ということをしっかり頭に入れておきたい。

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