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「コメ発言」で大逆風 「高市旋風」も及ばず小選挙区で初の落選も比例復活 宮崎2区・江藤拓氏「おわび行脚」の選挙戦を振り返る

2026年02月09日

8日投開票が行われた衆議院選挙は自民党が圧倒的な勝利をおさめた。原動力となったのは「高市旋風」に他ならない。宮崎2区では前職の江藤拓氏が、自らの「コメ発言」によって大逆風の選挙戦となる中、選挙戦終盤に高市総理が応援に駆け付けた。江藤氏は小選挙区で敗れたものの、比例での復活当選を果たした。江藤氏にとってどんな選挙戦だったのか。宮崎2区の選挙戦を振り返る。

【動画】「コメ発言」で大逆風 「高市旋風」も及ばず小選挙区で初の落選も比例復活 宮崎2区・江藤拓氏「おわび行脚」の選挙戦を振り返る

「おわび行脚」の選挙戦

9期目の当選を目指した衆議院選挙。宮崎2区の江藤氏にとっては、謝り続ける選挙戦だった。日向市で行われた集会でも...

自民党 江藤拓氏:
まず選挙の話をする前にお詫びを申し上げさせていただきます。本当に申し訳ありませんでした。

延岡市で行われた街頭演説でも...
自民党 江藤拓氏:
みなさま本当に失礼しました。申し訳ございませんでした。

宮崎2区では、国民民主党の長友慎治さんが台頭。1年3カ月前の選挙では、江藤さんは長友さんに約1万3000票差にまで迫られていた。

国民・長友氏が台頭する中での「失言」

そこに、のちに農林水産大臣を辞職する引き金となった、あの「失言」が...

自民党 江藤拓氏:
私は米は買ったことはありません。まさに売るほどあります。

身内の自民党関係者からは、「傷は深い」「農家が離れる」との声が聞かれた。

情勢調査では長友さんのリードが伝えられ、選挙戦で江藤さんは窮地に追い込まれた。

この状況で、必死の選挙戦を展開した団体のひとつが、JAの政治団体・農民連盟。

「農民連盟の力が試される重大な選挙」「この人を通さないと日本の農業が危ない」

選挙戦最終盤、高市総理が応援に

必死の選挙活動が続く中、選挙戦最終盤の金曜日。

全国を駆け巡った後、午後7時過ぎに宮崎県新富町に到着したのは、高市総理その人だった。

高市早苗総理:
「日本列島を強く豊かに」高市早苗でございます。

高市早苗総理:
そして「希望ある未来を拓く」江藤拓です。2人セットで、よろしくお願いいたします。

会場には、高市総理を一目見たいと多くの人が集まっていた。高校生は、「今一番人気があるんじゃないですか。次世代の人を見ておきたい。」と話した。小さな子供を連れて家族で訪れた母親からは、記者から「高市さん、江藤さん、どっちの方が目的だったか」と聞かれると、笑いながら「高市さん」と答えた。

今回の選挙戦では、野党候補にリードを許す大変な事態に、党本部から「総理宮崎入り」の声をかけてもらったという。

自民党 江藤拓氏:
女房に「どうしようか」と相談したら「意地を張らずにお願いしたらどうですか」と。女房に言ってもらって「それではお願いします」と。

高市総理は、農業や経済を強くするための政策を聴衆に訴えかけた。

終了後、訪れた人に話を聞くと、「江藤さんも大変だったんですけど、やはり地元なので、応援したいです。総理力に期待します。」と話す女性や、「ずっと迷っていた。」という農業の男性は、記者に、総理の話を聞いた効き目があるかを問われると、「あります、あります。」と言い、江藤さんを支持する考えを口にした。

江藤氏の「政権中枢との近さ」「豊富な農政の経験」を、一度に多くの人にアピールする場となった。

自民党 江藤拓氏:
どんな結果であろうと私は受け入れようと思っています。

結果は、国民民主党の長友氏に8000票あまりの差をつけられ、小選挙区で初めての敗北を喫した。「高市旋風」に乗り切れなかった形ではあるが、九州比例区で復活当選を果たし、再び国政の場に戻ることとなった。

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