番組表
築地・豊洲市場で歴代1位"496kg巨大マグロ"の貴重な記録映像 乗組員6人が3時間かけ捕獲・備え付けのクレーンで水揚げできず大型クレーンをチャーター
2026年01月05日
新年を迎え、5日には豊洲市場で初競りが行われる。初競りと言えば、毎年200㎏を超えるビッグサイズのマグロが驚きの価格で競り落とされるが、これらを大きく上回る、約500㎏という巨大マグロの映像が、テレビ宮崎に残されていた。築地・豊洲市場において、現在もこの記録は破られていない。日本の漁業史に残る世紀の大物の記録を追った。
【動画】築地・豊洲市場で歴代1位"496kg巨大マグロ"の貴重な記録映像 乗組員6人が3時間かけ捕獲・備え付けのクレーンで水揚げできず大型クレーンをチャーター(1986年)
前代未聞の巨大マグロに港は騒然
今から40年前の1986年4月23日、宮崎県日南市の港が前代未聞の「巨大マグロ」に沸いた。500kgはあろうかという巨大マグロが水揚げされたのだ。

見た事もない巨大な獲物に、集まった人々は驚きの表情を浮かべ、テレビカメラも集まってきた。
巨大マグロは、同月14日未明、種子島の南東約90kmの沖合で島浦町(現・延岡市)のマグロ延縄(はえなわ)漁船の釣り針にかかったもの。乗組員6人が3時間かけて船に取り込んだが、あまりの大きさに「びっくり仰天した」と、当時の記事に記されている。
油津漁協では、備え付けのクレーンで水揚げすることができず、急遽大型クレーン車をチャーターして対応することとなった。
記録ずくめ、その大きさと重さ
トラックごと大型計量器で計測したところ、体長2m88cm、重さ483kgと判明。これは、前年4月に水揚げされた、それまでの最高記録、290kgの2倍近くある前代未聞の大物であった。
このジャンボマグロは、刺身にすると実に2400人分は十分に賄える量であり、約200万円で東京に出荷された。
築地市場も熱狂、落札価格は350万円!
23日に水揚げされたマグロは、25日に東京・築地の中央卸売市場で競りにかけられ、350万円という、これまたジャンボな値段でセリ落とされた。当時、「全国でもこれほど大物は例がない」と言われたほどの逸品だった。
油津港で計測された重さは483㎏とされているが、築地・豊洲市場の記録では496㎏となっている。大きさが大きさだけに、正確な重さを計測するのも難しかったのだろうか。
この"世紀の大物"のセリに集まった仲買人たちも、記録に残しておこうと次々にカメラのシャッターを切っていた。
豊洲市場水産農産品課によると、この記録は築地市場・豊洲市場を通じて破られておらず、現在も歴代1位の大きさだという。











