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栄養価の高いコメ「金芽米」を学校給食で提供へ 通常の精米で失われがちな「ビタミン」「ミネラル」「うまみ成分」が豊富に含まれる

2025年12月07日

子どもたちの健康増進と食育推進を目指し、学校給食に高栄養価の県産米が導入される。精米機械メーカーが独自に開発した機械で精米された「金芽米(きんめまい)」が、宮崎県内の小・中学校などの給食で提供される。「金芽米」は、通常の精米では失われがちなビタミンやミネラル、うまみ成分が豊富に含まれるという。

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宮崎県学校給食に「金芽米」導入へ

宮崎県内の学校給食に、栄養価の高い県産米を届ける取り組みが始まる。

宮崎県学校給食会、米の販売などを手がけるJA ARUniCo(旧ミヤベイ直販)、精米機械メーカーの東洋ライス(和歌山県)の3者が連携協定を締結した。今回の協定は、学校給食での栄養価の高い米の提供を通じた「子どもたちの健康増進」など5項目を柱としている。

 金芽米とは

学校給食で新たに提供されるのは「金芽米」という米だ。

この米は、東洋ライスが独自に開発した機械で精米されており、通常の精米工程で失われがちなビタミンやミネラルなどの栄養素やうまみ成分を含む層を残すことが可能だという。その最大の特徴は、高い栄養価にある。

12月から順次提供へ

今回の協定締結により、JA ARUniCoは東洋ライス製の精米機械を用いて県産米を「金芽米」に精米し、学校給食へ提供する。

県学校給食会の長渡利光理事長は、「県内の子どもたちは給食を必ず食べる。栄養価の高い『金芽米』を食べ、それが宮崎でとれた米だと感じながら、心身ともに健康になってもらいたい」と述べ、食育における金芽米の役割に期待を示した。

県学校給食会によると、金芽米は12月から順次、宮崎県内の小・中学校などの給食で提供される予定とのことだ。

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