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「霧島酒造×スタバ」コラボ施設「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」が2026年1月オープン 隈研吾氏デザイン 施設名称に込めた思いは
2025年11月16日

日本一の焼酎メーカーである「霧島酒造」と「スターバックス コーヒー ジャパン」が建設を進めてきた新たなコラボレーション施設が、2026年1月、宮崎県都城市にオープン予定だ。世界的建築家・隈研吾さんがデザインを手がけたこの施設は、地域社会や自然環境への思いを体現し、新たな憩いの場を提供することを目指している。
【動画】「霧島酒造×スタバ」コラボ施設 隈研吾氏デザインの「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」が2026年1月27日オープン
隈研吾さんデザインと、名称に込めた思い

宮崎県都城市にある霧島酒造本社工場の北側に造られた「KIRISHIMA GREENSHIP icoia(イコイア)」。デザインは世界的建築家の隈研吾さんが手がけた。

施設は、日本の「和」を感じられるよう、竹が多く使われている。

霧島酒造 江夏邦威 代表取締役社長:
地域社会や自然環境への思いを体現する非常に重要な場所になると考えています。新たな憩いの場を都城の地に作ることができたこと大変うれしく思います。

施設の名称「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」は、未来に向かって前進する船をイメージし、都城の自然や緑を感じられる空間で、地域の憩いの場になればという願いを込めて付けられた。

建物内の延べ床面積は712平方メートル。植物園やカフェなどが入る。植物園では、霧島酒造の原料であるサツマイモやスターバックスのコーヒーの木など、約80種類の亜熱帯植物が楽しめる施設になる予定だ。

霧島酒造の直営ショップではお酒に合う食品や雑貨が販売される。

そしてスターバックスのカフェでは、自然を眺めながらコーヒーを楽しむことができる。

藤松舞アナウンサー:
お店の外にあるこちらの広場でもコーヒーを楽しめるということです。目の前には霧島連山。自然を感じながら、のんびり過ごすことができます。
環境への配慮と地域との共生
「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」は、憩いの場の提供にとどまらず、両社の環境に配慮した取り組みを通して、持続可能な未来を目指す場でもある。

施設で利用される電力は、芋くずなどから生成したバイオガスを電気に変換して作る再生可能エネルギーですべてまかなわれる予定だ。さらに、焼酎粕やコーヒー豆のかすを活用した「たい肥づくり」などのワークショップも企画されている。
新たな顧客層へのアプローチも

霧島酒造 霧島ファクトリーガーデン事業本部 山元里歩さん:
霧島酒造だけではこれまでアプローチが難しかった子供や若い女性にも霧島酒造を知っていただくいい機会。両社とも地域とのつながりや自然環境への考え方がとても似ているので、力をあわせて頑張っていきたい。

スターバックス コーヒー 都城 KIRISHIMA GREENSHIP icoia店 松堂聡 店長:
地域に愛されるような、これから未来に向けてわくわくするような体験も届けていきたいので、オープンを楽しみにしてほしい。

「KIRISHIMA GREENSHIP icoia」は2026年1月27日にオープンする予定だ。











