犯人や行方不明者の捜索活動にあたる、嘱託警察犬の審査会が宮崎市で開かれています。

嘱託警察犬は普段、一般家庭や民間の訓練所などで飼育されていて県警の要請があれば出動する警察犬です。

26日、宮崎市で開かれている審査会には来年度の嘱託警察犬を目指す約40頭が参加しています。
足跡追及審査ではにおいを手がかりに、犯人や行方不明者が移動した経路をたどります。
遺留品を見つけ出し、日ごろの訓練の成果を発揮しました。

（飼育している人は）
「ご苦労さん。毎日朝昼晩練習しています。（普段は）優しい」

県警によりますと、今年1月から10月末までに犯人や行方不明者の捜索など78件に嘱託警察犬が出動したということです。

審査で合格した嘱託警察犬の任期は来年4月から1年間です。