番組表
「備えの一歩に」日南高校生徒会 防災バッグプロジェクト【みんなと防災】
2026年09月25日 18時20分
「みんなと防災」のコーナーです。
熊本地震の発生を受け、防災バッグの中身を見直した方も多いのではないでしょうか。
日南高校では、この夏、防災バッグをきっかけに住民の防災意識を高めるための取り組みを始めました。
港に面した日南市南郷町の外浦地区。
南海トラフ地震が発生すると津波で最大10メートル近く浸水すると想定されています。
7月、日南高校の生徒会のメンバーが外浦地区の高齢者など50人に向け防災講座を開きました。
今回生徒たちが着目したのが「防災バッグ」です。
(生徒)
「いま防災バッグを持っている人はどのくらいいますか?挙手をお願いします」
会場でこう問いかけると、手を挙げた住民は数人…
生徒たちは地元のホームセンターで防災グッズの種類などを事前に学習していて、講座では、防災士の資格を持つ生徒が自分の防災バッグを例に備えを紹介しました。
(生徒)
「私はリュックをおすすめします。その中に入っているものとして、タオル、ポンチョ、カッパ、手袋をまず入れています」
ペットを飼っている人なら、エサやペット用のオムツ、いつも使っているオモチャも防災バッグに。
生徒たちは、防災バッグを用意することをきっかけに「備えの一歩を踏み出して」と呼びかけました。
(生徒)
「1日で完璧に(防災バッグを)完成させることはありません。きょう1つだけ、例えば財布やお金、懐中電灯、孫の写真。きょう1日だけでなく、あしたも1つ、あさっても1つ、1つずつ、物を増やしていって防災バッグを作ってほしいです」
講座終了後、さっそく防災グッズについて質問する住民もいました。
(住民)
「(防災グッズは)大体は玄関のところに入れておきましたけど、見直さないといけないですね」
(日南高校2年 長渡奏奈さん)
「難しいと考えている人が多いからこそ、ちょっと準備するだけでも防災なんだと思ってもらえたら良いなと思いました。(参加者から)こういう機会があって嬉しいという言葉もいただいたので(防災への)一歩につながったかなと思います」
参加した住民からは「孫世代の子供たちが一生懸命話してくれたことが嬉しかった」という声も聞かれたようです。
一方、参加者の中には、外出する際常に防災バッグを持って出かけているという方もいました。
(住民)
「チリ地震津波というのが、昭和35年にあった時に、津波の経験をしていて、この裏の山に逃げたことがあって、海の近くなので、いざとなった時に逃げられるような格好を取りたい。1番大事なのはメガネ。2つくらい予備で入れているんです」
日南高校生徒会では、今後、発表内容を改善しながら、市内の各地区で防災講座を開いていきたいということです。










