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96歳の関之尾滝ガイド 元気の秘訣は? 【敬老の日特集】
2026年09月21日 18時20分
9月21日は敬老の日、宮崎県内で元気はつらつと活動する「アクティブシニア」を紹介します。
都城市の景勝地・関之尾滝で現役の観光ガイドを務める96歳の男性がいます。
その若々しさと長生きの秘訣に迫りました。
(末原鶴雄さん)
「滝の上の方を見てください。ここから見るとよく甌穴群が分かります。規模としては世界一で、日本の国の天然記念物にも指定されています」
滝に響くハキハキとした声。案内しているのは都城市関之尾町の末原鶴雄さん96歳です。
末原さんは地元に住みつづけた経験を生かして、79歳のときに関之尾滝のボランティアガイド「関之尾むかえびとの会」の立ち上げに参加。今年でガイド歴17年目を迎えます。
(末原鶴雄さん)
「この滝は非常に珍しい滝で、夏になると水田に水を取られて、右側だけが落ちないような滝になる。カラカラの滝と言われるような水が少ない滝。しかし冬になるといっぱい水が流れるから、またきれいな元の滝に戻ります」
(早瀬純哉記者)
「季節や気候によって表情が変わる滝なんですね」
(末原鶴雄さん)
「変わります。1年通して、夏は夏の滝がある。冬は冬の滝があって、季節の風景が見られる。いつ来ても飽きないような滝」
15歳から73歳まで都城市の郵便局に勤めていた末原さん。自転車が少なかった20代の頃は配達で1日に50km以上も歩いていたんだそうです。その足腰の強さは、今も健在。
(早瀬純哉記者)
「階段も軽々とのぼっていますね」
(末原鶴雄さん)
「はい、小さな階段だから」
(早瀬純哉記者)
「ここまで1時間半くらい、しゃべりながら歩かれていますが、疲れたりしないですか」
(末原鶴雄さん)
「体はぽかぽかして暑いけど、疲れない」
(早瀬純哉記者)
「なんで健康でいられるんですか」
(末原鶴雄さん)
「好きなものを食べて、朝の運動はしたほうがいい」
そんな末原さんの日課は…。
(末原鶴雄さん)
「1、2、3、4、5、6、7、8。2、2…7、8」
郵便局員時代から続けているラジオ体操。長く続ける中で、音楽はかけなくなりオリジナルの振付も…。さらに、60年以上続けているのが畑仕事です。
毎年、ナスやピーマンなど10種類以上の野菜を丹精込めて育てています。
(末原圭子さん)
「晴れているときは外、雨が降ったら家の中か箒をつくったりしている。常に何かしている」
こう話すのは、妻の圭子さん。2人は今年で結婚70年目を迎えました。
末原さんの健康を「食」で支えているのが圭子さんです。
(末原圭子さん)
「私がいつもおかずをつくるからね。このトマトも家でできたトマト」
この日の昼ご飯は末原さんの大好きな鯵の南蛮漬けと、キュウリとトマトの酢の物です。
(末原鶴雄さん)
「おいしいです。感謝して食べている。口には出さないけど、健康の秘訣はそこにあるんじゃないかとつくづく思う」
(末原圭子さん)
「うれしいです」
(末原圭子さん)
「喧嘩をしたことがないよ」
(末原鶴雄さん)
「喧嘩をしたことはない。感謝してるから罰が当たる。それ以上はない」
よく動き、よく食べ、そして夫婦仲良く過ごし感謝の気持ちを忘れない。これが末原さんの健康の秘訣でした。
(末原鶴雄さん)
「『鶴雄さんの様に元気で頑張らんといかんな』と言われるようにしたい」
(末原鶴雄さん)
「100歳までガイドができるかなと自信をもって生活している」
(末原鶴雄さん)
「まあ、100歳以上に生きたいと思います」
力強く流れる関之尾滝のようにエネルギッシュな末原さん。これからもはつらつとした人生を歩み続けます。










