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演歌歌手と農家の二刀流! 宮崎県都城市の「みやこんじょ大使」に就任【特集】

2026年09月14日 18時20分

宮崎県都城市の北田恵美さんは、9月2日に「みやこんじょ大使」に就任しました。
2つの仕事を通して笑顔を届けたいという北田さん。
その仕事とは…

「おはようございます」

ピンクのつなぎで牛舎にやってきたのは、都城市の牛の繁殖農家・北田恵美さん。
午前7時30分ごろ、黙々と牛の餌やりをしていた北田さんのもうひとつの顔が、演歌歌手です。

2015年に演歌歌手としてデビューした北田さん。去年発売された「余寒の月」はYouTube動画で12万回再生され、売り上げランキングも上位につけました。

(北田恵美さん)
「歌を歌うことによってみなさんが喜んでくださるので、ああいいなと思いだして、それでずっとやってたらプロになって、今、全国に行っているという感じです」

北田さんは多い時は月の半分以上、東京や埼玉などを中心に全国各地で演歌歌手として活動しています。

(北田恵美さん)
「その会場のお客さんとか年代に合わせて皆さんが口ずさめる懐メロだったりとか、お子さんが多いところではアニソン歌ったりとか、とにかく皆さんが『元気もらえた』『楽しかった』と思ってもらえるのを第一にやっています」

歌手の仕事を終えたら宮崎に帰り、午前7時からえさやり。午後からも約4時間かけてえさやりや牛舎の清掃などに汗を流します。

(北田恵美さん)
「えさの時間になって、こうやってわーっとみんな寄ってきて、むしゃむしゃの音しか聞こえない、あれが気持ちいいですね」

牛舎にはこの日の朝生まれたばかりの子牛も…。
繁殖農家として牛の出産にも向き合います。

(北田恵美さん)
「夜中に産気づいたりすると、ずっと朝方まで(気を張って)生まれて1時間以内に乳を飲ませるというのがしないといけない作業なので、大変ですね。その日に飛行機に乗って東京行かないといけないときは、寝ずに(東京に)行ったりとか」

牛の繁殖農家の数は年々減っています。
都城市によりますと、10年前の1305戸から去年は701戸と604戸減少しています。

(北田恵美さん)
「皆さんが家族団らんで、焼肉とかバーベキューとかすき焼きとか食べながらおいしいねって言ってもらえるのが励みになっているので、皆さんの笑顔のためにやらなくちゃと思ってこっちもやっています」

畜産の世界が高齢化し、担い手不足が進む中で多彩な活動が注目され、北田さんは9月2日、「みやこんじょ大使」に就任しました。

(北田恵美さん)
「ずっと以前から選んでいただけたらいいのになと思っていたので、今回このような光栄あるお話をいただいてうれしいです」

就任3日後の東京のライブでは、みやこんじょ大使のたすきを掛け、さっそく都城市をファンにPRしました。

(北田恵美さん)
「宮崎の牛飼ってる子だねっていう風に覚えていただけたらなと思って、頑張ろうと思います」

演歌歌手としては全国の応援してくれるファンに、牛の生産者としては食べる人に。北田さんは、多くの人に笑顔を届けようと活動しています。

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